身体にいい「味噌汁」ですが、
塩分の摂り過ぎにならないか心配になりますよね。
実際どれくらいの塩分が含まれているの?
美味しいと感じられる塩分てどれくらい?
味噌汁の塩分について今回は
様々な面からご紹介したいと思います。
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味噌汁の塩分、厚生労働省の一日の塩分量や地域差は?
厚生労働省では一日の塩分摂取量(食塩相当量)を
2015年4月より改訂し従来の量より男性は-1g、
女性は-0.5gした数を推奨しています。
男性・・・8.0g未満
女性・・・7.0g未満
地域差により塩分量が高い地域と
そうではない地域とがあります。
塩辛いもの(漬物や珍味・干し物)などをよく摂る地域、
今までは寒い地域の方が高血圧率が高いとされ、
中でワーストだったのが長野県でしたが、
近年は塩分を控える様な指導が入り奪回しました。
そうとはいえ、味噌汁が高血圧に影響するかどうか?
日本高血圧学会報告では日本人の生活を4年に渡り調査し、
味噌汁を1日2杯以上飲む人にはそうでない人に比べて
高血圧リスクが0.18倍も大幅に下がるという結果を出しています。
さらに味噌汁での血圧上昇は他の塩分を摂取した時と比べ
味噌に含まれた塩分は血圧があがりにくいという結果も。
発酵熟成度の高い味噌に多く含まれる「メラノイジン」という成分に
血圧を上げる酵素を抑制する働きをもつともいいます。
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味噌汁は高血圧にいい?妊婦には?
味噌汁は1日3食飲む事で、
糖尿病など生活習慣病の予防に有効と言われています。
改定前である2003年に厚生労働省研究班によれば、
お味噌汁は1日3杯以上飲むと乳がんの発生率が40%も下がるとし、
それは大豆イソフラボンによる働きであるとしていました。
しかし、大豆イソフラボンの過剰摂取は
逆に乳がんリスクをあげるということはご存知でしょうか。
女性ホルモン様作用をすることもあり、
日常的にサプリメントで摂っている方もいる近年、
摂りすぎれば身体に影響を及ぼし、
妊娠中の女性ホルモンの乱れにも繋がるともいいます。
大豆製品は味噌以外にも豆腐や納豆や醤油などもあるので
摂りすぎる可能性は多いにあります。
イソフラボンをサプリメントで摂取している場合は、
1日1杯に留めておいた方がよさそうですね。
味噌汁の塩分の求め方や計算式は?濃度は?
味噌汁1杯の塩分量はどれくらいかご存知でしょうか。
味噌汁1杯分の塩分量は平均約1.2~1.5g、
160mlで味噌が約大さじ1としています。
だしの素などにも塩分が含まれているので
塩分量に差が出てしまいます。
味噌汁の塩分濃度は0.08~0.1%とされ、
更に味噌に記載のある食塩相当量によります。
塩分量の計算式
160(ml)×0.08(%)=1.2g
160(ml)×0.1(%)=1.6g
隣りますので、塩分の制限のある方は、
計算してみてください。
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