よく緑茶を飲んでいる地域は長寿であると有名ですが、
「飲み過ぎ」ってどれくらいをいうのでしょうか。
緑茶はいい・悪い、
一体どっちなのでしょうか。
今回は緑茶の飲み過ぎによる症状や、
飲み過ぎるとどうなるのかといった事など
ご紹介したいと思います。
緑茶の飲み過ぎ、その症状とは?胃痛・吐き気・下痢!?
身体によいものも、
過剰に摂りすぎれば害になる・・・
これはお茶だけに限った話ではありません。
なんでもそうですが、
「ダイエットにいい」「身体にいい」と聴けば
そればかりになる傾向のある方にご忠告、
何にでも「適量」というものがあります。
緑茶を飲み過ぎて起きる症状には、
胃痛や吐き気、下痢、貧血などといった
症状が起きる事がありますが、
それはまだ序の口。
アメリカではお茶を飲み過ぎた事によって
緊急搬送され危篤な腎不全を引き起こす事があります。
普段あまり胃が強い方ではない方が、
急にたくさん飲んだり、
胃が弱っていたり空きっ腹に飲んでしまう
といった場合に個人差ではありますが、
こうした消化器官の症状を引き起こす場合があります。
これには緑茶に含まれる
・タンニン
・カフェイン
といった本来適量であればよい作用するものが、
逆効果を引き起こしてしまっているということです。
緑茶を飲み過ぎると?引き起こす病気とは、貧血も??
緑茶を飲み過ぎた場合に引き起こす症状について
先にご紹介しましたが、
少し触れました「腎不全」であったり、
「尿路結石」「貧血」などといった病気に繋がる場合があります。
これには「シュウ酸」というお茶に含まれる成分で、
ほうれん草やさといもといった野菜にも含まれており、
この成分を多く摂取し過ぎてしまうと結果結石となり、
そのまま症状が進むと「腎不全」にとなる可能性があるのです。
また、緑茶に含まれているタンニンは、
鉄分の吸収を妨げてしまう働きをもち、
普段から貧血気味な方は飲む量に気を付けたいところです。
とはいえ、
緑茶の飲み過ぎとは、
いったいどれくらいで飲み過ぎになるのでしょうか。
緑茶の飲み過ぎ、量は?
緑茶の飲み過ぎによる症状とは、
カフェインやタンニン、シュウ酸といった成分によるもので、
さらに「個人差」というものが付いて回ります。
日本でも長寿県と有名であるお茶の産地「静岡県」
ここでは1日10杯ほど飲んでいるといいます。
気になるカフェイン量に関しては、
成人1日300mgの摂取を限度としており、
緑茶(煎茶)100mlで20mgですので、
10杯飲んでも支障を来す量に値しないといえます。
また、国立がん研究センターでは、
19年間全国の生活習慣について調査と研究により、
◎心疾患…1日3~4杯で男女共に13%リスク低下
◎脳血管疾患…3~4杯で男性が29%、女性で15~13%
などといった結果を出しているので、
1日3~4杯を飲むだけでもしっかりとした
効果を発揮している事がわかります。
とはいえ食生活や生活習慣にもよると思うので
全ての方に効果が得られるかは「個人差」があります。
□緑茶の効果!風邪や認知症にいい!脂肪・血糖値・ダイエットは?
□ウーロン茶の栄養や効能は?ダイエットには?緑茶・紅茶の比較!
□紅茶の効果!ダイエットや冷え性にはしょうが紅茶!飲み過ぎの量は?
□ラベンダーティーの効果、飲み過ぎの副作用は?飲む時間は?妊婦には?