日本人は食物繊維とカルシウムが不足しがちだと
いわれています。
ナッツは食物繊維が豊富な食品であり、
間食に食べやすいなど、手軽に食物繊維を補えます。
また、カルシウムが豊富な小魚、牛乳をともに食べると、
食物繊維、ビタミンE、カルシウムを効果的に摂取できます。
ナッツは血管の衰えを防ぎ、
肌をきれいにしてくれるなどの効能があり、
健康・美容に良いです。
ただ、ナッツはカロリーが高いため、
食べすぎると肥満や肌荒れを起こします。
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カシューナッツのカロリーはどのくらい?
ナッツの中でも、
カシューナッツを取り上げたいと思います。
カシューナッツは一日にどのくらい摂取するのが
適量でしょうか。
目安としては、手のひら1杯分がよいようです。
粒にすると、大体20粒くらいです。
カシューナッツは1粒約9キロカロリーなので、
一日大体20粒食べると、約180キロカロリーですね。
また、食べるタイミングとしては、
食前30分から食後1時間半の間が良いようです。
どうしてこの時間帯が良いのかというと、
抗糖化作用が抑えられるからだそうです。
糖化するとは、老化が促進されている状態をいい、
つまり抗糖化作用とは、老化を抑える作用になります。
20粒も食べるなら、より美容に効果的な
この時間帯がよいですね。
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カシューナッツの栄養成分とGI値は?
カシューナッツはインドが世界最大の生産・輸出国です。
カシューナッツに含まれる主な栄養成分は、
オレイン酸、ビタミンB1、マグネシウム、鉄、
亜鉛、銅です。
オレイン酸とは、オリーブオイルに含まれている
油の成分と同じですね。
また、カシューナッツのGI値はどうでしょう?
まず、GI値とは何でしょう?
GI値とは、「グリセミック・インデックス」の略で、
食品に含まれる糖質(主に炭水化物)が
体にどのくらい栄養として吸収されるか示したものです。
GI値の低い食品は肥満を防ぎ、糖尿病の発生リスクを
低くするといわれています。
カシューナッツですが、GI値が低い食品として、
世界的に注目されている大豆と同じくらいの、
GI値の低さとなっています。
一日の目安摂取量約180キロカロリーで、
肥満、糖尿病などの生活習慣病を防げたら、
うれしいですね。
カシューナッツの健康や美容の効果は?
カシューナッツの栄養成分として、
オレイン酸、ビタミン、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅を
挙げましたが、
たとえば鉄は貧血に効果的です。
亜鉛は免疫力を高め、目の健康を保ってくれます。
そして、マグネシウムは記憶力の向上、
加齢による記憶力の衰退を予防します。
マグネシウムは、睡眠障害の改善によいそうです。
オレイン酸は認知症に良いと有名ですよね。
カシューナッツは、ご年配の方のお茶受けにも、
良いのでしょう。
そのほか、アーモンド、くるみなどのナッツと同じように、
コレステロール値を下げ、
心臓病予防やがん予防にも役立つといわれています。
ただし、カシューナッツは、GI値は低いですが、
含まれる糖質量は多いので、
生活習慣病の予防に食べるのは良いのですが、
すでに病に冒され、
お医者さまに糖質制限を受けた方には、不向きです。