好きな物ばかり食べていたら、気が付いたら野菜不足になっていた。そのまま、ほっておくといつの間にか重症に!
そうならないために、日頃から野菜不足を補う、簡単な方法をご紹介します。
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野菜不足になるとどうなるの?症状はあるの?
厚生労働省が生活習慣病などの予防のためや、健康的生活を維持するための目標値の一つとして「1日あたり、野菜類を350g以上食べましょう」を掲げているのをご存じでしょうか?
この350gは、緑黄色野菜120g+淡色野菜230gが基本です。
国民健康・栄養調査によると、野菜類平均摂取量は、成人男性約290g、女性約270gとなっており、20~30歳代では更に約240gと約50gも少ないのが現状です。
イメージとして、アメリカなど外国人は太っていて肉ばかり食べて、野菜を多く食べていないように思えます。
しかし、実際に比較すると日本の方が一人当りの野菜消費量は少ないため、アメリカ以上の生活習慣病の先進国になっています。
この野菜不足により、ビタミン類、ミネラル、植物繊維、特に骨や歯を丈夫にし精神安定や筋肉の収縮に関係するカルシウムや、鉄分などが不足します。
野菜不足になると、イライラ・うつ病・肌荒れ・ニキビ・便秘・肩こり・高血圧・動脈硬化のリスクが増え、痛風や糖尿病を引き起こす可能性が大きくなります。
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野菜不足を解消する方法を教えて?レシピは?
野菜は料理の際に、意識して使わなければ摂食することはできない食材です。
前もって献立や料理の素材として、多く摂り入れる必要があります。
ネットの料理サイトには、野菜中心の料理が数多くあるので、それらのレシピを参考に作ってみましょう。
野菜を取り入れた料理を多めに作り置きし、食事の際には副菜として食べることも良いでしょう。
でもご自分で調理する場合は、自由に野菜を取り入れることができますが、毎日変化のある料理を作るのは難しい、元々野菜があまり好きではない、一人者の場合、多く作っても食べきれない、長持ちしない、作るのが面倒などの理由で、理想の野菜量を食べることができない場合が多いと思います。
また、外食で野菜食べ放題などもありますが、お金もかかり、食べに行く時間もないという方もいることでしょう。
そのような方は、簡単に野菜の栄養を摂取できる方法として、青汁、サプリ、野菜ジュース、野菜スープなどがオススメと言われています。
野菜不足を解消する食品は?サプリや青汁は?
・青汁・・・1日の野菜摂取量を摂ることができるなどとの表示があったりしますが、青汁は緑黄色野菜が中心なので、淡色野菜まではカバーできず、実際の野菜の栄養素は摂れる訳ではありません。
・サプリ・・・レモン果汁100個分のビタミンを摂ることができると表示されていても、実際の野菜の栄養の吸収率は、直接食べることよりもかなり落ちます。四分の一程度という方もいます。
・スムージー・・・いわゆる野菜と果物などをミキサーで撹拌し、流動食状態にしたものです。
・野菜ジュース・・・ビタミン、植物繊維、ミネラルなどの栄養が含んでいますが、野菜の本来の栄養素の全てが入っている訳ではありません。
・野菜スープ・・・スープの素と豊富な野菜で作れば栄養も摂取でき、作り置きもできます。
野菜スープは、お好みの野菜をふんだんに使うことができ、美味しくいただけると思いますが、
青汁、サプリ、スムージーなどは、咀嚼行為を伴わない摂取方法なので、野菜の栄養素の吸収率はどうしても低くなります。あくまでも、通常の食事での野菜栄養摂取の補助的な食品として、考えましょう。
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