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パセリの栄養やカロリー・効果は?妊婦さんには?注意点は?

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パセリ

パセリはせり科の二年草で、料理の付け合わせでよく見かけます。食べるとちょっと苦いので、食べない人も多くいると思います。でも、単なる飾りで料理に付いているわけではありません。

パセリには、驚くほどの栄養成分が含まれているのです。
その栄養の効果効能について、ご紹介します。

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目次

パセリの栄養価を教えて?その効果効能は?

パセリ(葉・生)の主な栄養素(100g当り) 文部科学省食品成分データベースより

カロリー43kcal
たんぱく質4.0g
脂質0.7g
炭水化物7.8g
ナトリウム9mg
カリウム1000mg
カルシウム290mg
マグネシウム42mg
鉄分7.5mg
亜鉛1.0mg
βカロチン7400μg
ビタミンB1 0.12mg
ビタミンB2 0.24mg
葉酸220μg
ビタミンC120mg
植物繊維6.8mg

パセリの成分の中には、カリウム、カルシウム、βカロチン、鉄分、葉酸、ビタミンCが豊富に含まれ、栄養価は野菜の中ではトップクラスと言えます。

カリウムは全食品の中でもトップクラスで、カルシウムは牛乳の約2倍、βカロチンはほうれん草の約1.4倍、ビタミンCはレモン果汁の約2.4倍もあります。

パセリに豊富に含まれている栄養成分には、次の効果効能があると言われています。

・カリウム・・・むくみ解消、高血圧予防・改善、筋肉の収縮がスムーズ

・カルシウム・・・骨や歯の構成維持、イライラ解消、こむら返りの予防、高血圧予防

・マグネシウム・・・心臓病、高脂血症の予防、血糖値の改善

・鉄分・・・貧血予防、造血作用、骨や歯を丈夫にする

・βカロチン・・・夜盲症の予防、視力低下抑制、美肌効果、抗酸化作用

・ビタミンC・・・免疫力を高める、抗酸化作用、風邪や感染症予防、疲労回復

パセリの食べ方は?食べ方に注意点はあるの?

パセリは、生でも加熱して茹でても食べることができます。
茹でてお浸しや和え物、炒めたり天ぷらにして食べても美味しくいただけます。
茎の部分は硬く感じると思いますが、みじん切りにして、天ぷらなどの揚げものに混ぜて食べることもできます。

注意点は、通常量では問題はないのですが、栄養や葉酸が豊富に含まれていると言って、過剰に摂取すると流産、腎障害、目まい、低血圧などの症状がでる恐れがあります。

また、パセリには堕胎効果を持つアピオールが含まれているので、妊婦さんが食べすぎると健康を害する恐れがあると言われていますので、注意が必要です。

パセリの保存方法は?乾燥と冷凍どちらがいいの?

基本的には、短期間の保存には乾燥させて保存して、長期間の保存には冷凍して保存すると良いでしょう。

乾燥させる方法は、
①パセリを水洗いしたあと水気を取ります
②電子レンジにキッチンペーパーを敷き、小分けしたパセリを並べて載せ2分ほど加熱します
③加熱した後全体を混ぜて、更に2分間ほど加熱して乾燥させます
④乾燥させたパセリをポリ袋などに入れ、粉々に砕きます
⑤砕いたパセリをタッパーなどの密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

冷凍保存をする方法は
①水洗いした後水気を取り、密閉袋に入れ冷凍します
②パセリを冷凍させた後、袋の上から粉々に砕きます
③そのまま袋に入れたまま保存するか、タッパーなどの密閉容器に入れ冷凍保存します。

パセリを砕かないで、そのまま保存したい場合は二通りの方法があります。
①水気を含んだ新聞紙に包み、ポリ袋などで冷蔵室に保管します。
②水を入れたコップなどに茎を浸け、全体をビニール袋に包み冷蔵庫に保管します。
これらの場合の保存期間は、一週間程度を目安にすると良いと思います。

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