食用油は、使うのを忘れて戸棚の中にしまってあったり、使っているうちにいつのまにか賞味期限切れになっていた。ということってありますよね?
もうだめかな?
まだ何とか使えるんじゃないの?
というあなたに期限切れ食用油の情報についてご紹介します。
食用油の賞味期限・未開封でどのくらい?
現在、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JIS法)も基づいて、全ての加工品には賞味期限又は消費期限のどちらかの期限表示が表示されています。(一部の食品を除く)
期限表示を簡単にいうと、賞味期限とは美味しく食べることができる期限です。
ただし、この期限を過ぎても、すぐ食べる事ができないということではありません。
表示しているものは、スナック菓子、即席麺、缶詰等があります。
消費期限とは期限を過ぎたら食べない方が良い期限です。
定められた方法で保存した場合に腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い、安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限です。
それを過ぎて食べたりするとお腹が痛くなるかもしれません。
気をつけましょう。
表示するものは、弁当、調理パン、生麺、生菓子等があります。
食用油の賞味期限は、ある程度の余裕を持って設定しているので、通常の保管方法(台所の下棚などの冷暗所)で未開封であれば、1~2年が目安でしょう。
メーカーに問い合わせた人の話では、半年位と言っていたそうです。
見た目もそうですが、酸化や変な匂いなどの異常がなければの話ですが。
食用油の賞味期限・開封後はどのくらい?
開封した食用油の場合、酸化や匂いや状態に異常が見られなければ、1~2カ月程度でしょう。
これも、酸化や変な匂いや色の異常等がなければですが。
生で使用せずにてんぶら油等に利用してなるべく早く使用することでしょう。
賞味期限、消費期限後いつまで使用できるかの目安は、メーカーの公式ではなく、あくまでも消費者側の経験によるものです。
使用については、自己責任となりますのでご理解ください。
使用中の食用油・いつ処分する?
食用油の使用中に賞味期限が切れることは、使いきれない時などにはあることですね。
多くの人は、期限切れだからと言ってもまだ大丈夫だろうと思って、すぐには処分しないと思います。
ではいつ処分したらいいのでしょうか。
使用中の食用油が開封した後であれば、1~2カ月程度は大丈夫でしょう。
その後の処分ですが、台所に流すのは厳禁です。
流した油が排水管の詰まりや臭い匂いの原因になったり、下水管で硫化水素の元になり危険なガスを発生させることがあるからです。
また、自然環境にも悪影響を及ぼします。
処分する方法は、一般的には新聞紙等にしみ込ませる方法や油を固めて処分する方法があります。
処分方法については、各市町村での違いがありますので注意しましょう。
でも処分を考えるよりも、その期間中になんとか使用してしまう方がいいと思います。
簡単に捨てるのはもったいないですよね。
また、近頃では油で石鹸を作る方法や油をリサイクルする方法もあるので、試してみたら面白いですよ。
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