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乾癬とは?原因は?何科へ受診?症状や治療方法や薬は?食事制限は?

塗り薬

皮膚トラブルの一つである乾癬の原因とその主な症状や治療法の他に、食事についてもご紹介します。

完治は難しい疾患ですが、長期間症状を抑えることが出来るのでその対処法についてもご紹介します。

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乾癬とは?原因は?何科へ受診する?

乾癬(かんせん)とはどのような病気なのでしょうか?
乾癬は慢性化することが多い皮膚の病気で人によって出る場所は様々です。

場所によって治療法はことなりますが、共通していえる症状は
皮膚から少し盛り上がった赤みを帯びた発疹の上に、白いフケのようなものが付き
その表面がぽろぽろと剥がれ落ちる病気です。
乾癬になった箇所は炎症を起こす細胞が集まって活性化しているので赤みを帯びていて
健康な肌の10倍以上ものスピードで皮膚の組織が生産されます。
1000人に一人くらいの割合の患者数ですが、他の人に感染する病気ではありません

乾癬は体の様々な箇所に出来る病気ですが、主に手の指に出来る乾癬の場合は
感染性関節炎と言って、関節炎を伴います。
指の第1関節の他に、手首や足首などにも起こります。

原因については研究はされているものの解明はまだ残念ながらされていませんが、
乾癬になりやすい体質にストレスや薬などの様々な要因が合わさって発症すると言われています。

乾癬になりやすい体質は遺伝しますが、必ず発症するとは限らず、
体質が遺伝している子供の5%程度で発症すると言われています。

受診する科は皮膚科ですが、乾癬が治るという民間療法もありますが、
それがかえって悪化させる原因となることも多いので注意が必要です。

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乾癬とは?症状は?白癬の違い

乾癬の症状は、先ほど述べたように赤く盛り上がった皮膚組織の上に、
白いフケのようなものが付き、それが剥がれ落ちるというのが主症状になります。

乾癬は体のあらゆる部分に出る可能性がありますが、
白癬(水虫)は主に足、
1割程度は手、ごくまれに頭の頭皮に出るというように場所が限定されます。

足の裏や手のひらに出来る白癬に関しては乾癬とは明らかに症状が異なり
乾燥して皮がポロポロと剥けたり(乾癬のような皮膚の盛り上がりはない)
ジュクジュクしていたり、ぶつぶつ小さい発疹を伴っています。

白癬はカビが原因菌となるのでそれを死滅させ除去する治療をするので
乾癬の治療とは全く異なります。

しかし爪に出来る乾癬は白癬と間違われて診断されることも多いようです。

爪に出来る乾癬は症状が爪白癬に似ているために、間違った薬の処方がされたという事例もあります。
乾癬が爪に出来た場合、爪の表面が凸凹になり筋が入るのですが、
この症状が爪白癬ととても似ているようです。

薬を処方してもらって治療を続けているのに一向に良くなる気配がないという場合は
セカンドオピニオンで別の病院を受診することも考えてみましょう。

乾癬の治療方法は?

乾癬の治療方法は大きく4つに分けられます。

塗り薬による治療

これが基本的な治療法となります。
ステロイド外用薬で炎症を抑え、ビタミンD3外用薬
皮膚の表皮細胞の異常な増殖を抑えるのが治療の基本の柱となります。
どちらの薬も副作用があるので、乾癬の症状を見ながら薬の種類と量を調節して処方されます。

紫外線を照射する治療法

塗り薬だけで良くならない場合、また感染の発疹の面積が広くなってしまった場合は
紫外線の出る光源ランプを使った治療をします。

紫外線は発がん性が問題となっていますが、治療に使う紫外線は
有害な波長を取り除いたものが使われています。

自然光に当たるのも推奨されていますが、これは先ほどの発がん性の問題もあるので
過度な日焼けは避けたいところです。

しかし日に当たる時間が短くなりがちな冬は乾癬の症状が酷くなりやすい時期と言えるので
積極的に日向に出るように心がけるとよいでしょう。

飲み薬による治療

皮膚の細胞の異常繁殖を抑えるビタミンA誘導体と、免疫反応を抑える免疫抑制薬の
飲み薬が処方されます。

生物学的製剤による治療

上記の治療で改善が見られない方には、バイオテクノロジーを使って開発された
生物学的製剤」を使った治療を薦められます。

この製剤を皮下注射したり、点滴したりします。
乾癬の症状の出る部位が広範囲でたくさん出ている場合に効果を発揮します。
病変部位に炎症を起こさせる物質を抑える働きがあります。

乾癬は皮膚の病気なので、日々の暮らしの中でも特に入浴する際に気を付けることがあります。

お湯に浸かるときは長時間使ったり熱いお湯に浸かるとかゆみが増すので避けるようにします。

乾癬に効果があるとうたう温泉もあるようですが、科学的には証明されていません。

温泉の成分によっては肌への刺激となる場合もあるので慎重になった方がいいでしょう。
シャンプーもゴシゴシこすらず、指の腹を使って優しく洗うようにしましょう。

入浴後は処方された塗り薬をすぐに塗り、乾燥しやすい冬は保湿する塗り薬も併用しましょう。

乾癬になってしまったら、食事はどうすればいい?食事制限はある?

乾癬を発症してしまったら食事にも気を付ける必要があります。

基本的には酸化させない食生活を目指しましょう。
抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂るようにするとともに、
果物や野菜中心に、肉類や炭水化物は少し控えめにするのが理想です。

特に気を付けたいのが、ナス科の野菜です。
乾癬などの皮膚疾患のある方は、ナス科の野菜の毒性の弱いと言われています。
ナスやトマト、じゃがいも、パプリカ、こしょうなどに気をつけましょう。
と言っても全く食べないというのではなく、
調理法や摂る量に気を付ければ食べることも出来ます。

油で揚げる調理法はよくないのでフライドポテトなどはあまりお勧めできません。
蒸したり茹でたり、煮るといった調理法がお勧めです。

トマトやパプリカは生で食べる方がいいでしょう。
その他にも、糖分や脂肪分も控えめに気を付けるようにしましょう。

スナック菓子を中心とするいわゆる手軽なおやつは糖分や脂肪分が多いので
避ける方がよいでしょう。

水も質のいい水を一日に1.5~2リットルを7~8回に分けて飲むように心がけましょう。

 

乾癬になったしまった場合の対処法を中心にご紹介してきました。

おかしいなと感じたら、皮膚科をまず受診することをおすすめします。
完治するのは難しいと言われていますが、きちんとした治療とケアで
症状を抑えて普通の生活をすることが出来ます。

また、ストレスも発症する要因になるので、バランスの取れた食生活を送り
ストレスを極力避けることも大切です。

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