びわは、バラ科の常緑高木で、楽器の琵琶に似た葉っぱとオレンジ色の甘い実がなります。
原産は中国ですが、古代に日本に持ち込まれ、現在の果実になったのは、江戸時代末期から明治にかけての品種改良によるものです。
果実は食用になり、ゼリーやジャム、果実酒などで味わうことができ、葉は乾燥させてびわ茶として飲むことができます。
びわ茶はガン予防や健康に良い飲み物として、多くの人々に愛飲されています。
そのびわ茶の効果・効能についてご紹介します。
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びわ茶の効果効能は?がんに良いというのは本当?
びわは「大薬王樹」と呼ばれ、びわの木があると病人がその葉を求めて列をなしたという言い伝えがあるほどの薬用樹です。
そのびわの葉の主な成分には、アミグダリン、サポニン、ペクチン、タンニン、クエン酸、酒石酸、ビタミン類、葉酸、ブドウ糖、果糖、などが含まれています。
効果効能は、
・アミグダリン・・・抗ガン作用、沈痛作用、ガン予防
・サポニン・・・去痰効果、血行改善、血糖値抑制、脳梗塞の予防
・ペクチン・・・整腸作用、コレステロール低下、花粉症などのアレルギー緩和作用
・タンニン・・・止瀉作用、整腸作用、下痢・便秘予防、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞、糖尿病
・クエン酸・・・尿酸排泄を促進、痛風等の高尿酸血症の治療、疲労回復
・酒石酸・・・疲労回復、整腸作用
この他にもビタミン類や葉酸、ブドウ糖が含まれて美白効果や健康維持に人気のあるお茶です。
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びわ茶の作り方、飲み方は?妊婦には?
びわ茶は市販されている商品もありますが、ご自分で作る場合を紹介します。
①びわの葉の裏の産毛を取ってから、軽く洗って、表面の汚れだけを取ります。
②ザルに入れるか、ハンガーなど何かで吊るして乾燥させます。
③何日か干して、葉がパキパキするようになったら乾燥は終わりです。
④軽くフライパンで炙るか、そのままで使用するかはお好みです。
⑤煮出し用の袋に乾燥させた葉を入れて、葉20gに対し水1.5リットル程度を入れて煮立たせます
⑥10分程度煮立てたら、そのまま6時間ほど置くと味が染み出てきて出来あがりです。
妊婦にどうかというと、びわ茶には、妊婦に必要な栄養素の一つの葉酸が含まれています。
葉酸を摂取することで、ストレス解消、妊婦の高血圧や心臓疾患を防ぎ、赤ちゃんの神経管閉鎖生涯を7~8割低減できます。
妊婦には必ず必要な栄養素の葉酸が含まれていて、美肌作用がありノンカフェインなので安心して味わうことができます。
びわ茶の副作用は?ダイエットには効果がある?
びわ茶には目立った副作用はありません。
ただし、飲み始めの頃にだるさや眠気などの症状が出る場合があります。
これは好転反応と言って、体内の害を外に出す症状なので効き目が出ているということです。
あとは飲みすぎに注意してください。何事も多ければ良いというものではないので、1日に1回~2回程度が適量です。
びわ茶には、ダイエット効果があります。
成分の中のサポニンが余分な脂肪の吸収を抑え、タンニンやペクチンが整腸作用やコレステロール低下や抗酸化作用があります。
びわ茶は健康を目的とする方には、とても良いお茶と思いますので是非味わって見て下さい。
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