プールで泳がずに歩行を続ける
「水中ウォーキング」はご存知でしょうか。
今回は水中ウォーキングの効果についてご紹介します。
スポンサーリンク
水中ウォーキングのダイエット効果・どれくらいの時間でどれくらいカロリーが消費する?
水には浮力があるため、
陸上で行うウォーキングに比べて体が軽くなり、
かかる負担が少なくなります。
水中では陸上に比べて2倍以上の消費カロリーが
期待できるそうです。
水中ウォーキングを続けることで筋肉がつきはじめます。
そして筋肉がつくことで基礎代謝は上がりますので、
体重の減少につながっていきます。
つまりダイエットに効果的といえるのです。
他には、肩こりや腰痛、膝の痛みの解消・緩和や、
睡眠の質の向上などを実感される方も少なくないそうです。
水中ウォーキングによって消費されるカロリーは
体重(kg)×分数(分)×0.096×補正係数で計算することが出来ます。
補正係数は年齢と性別から次のように決まっています。
補正係数/女性の場合
・20~29歳 0.95
・30~39歳 0.87
・40~49歳 0.85
仮に、30歳女性、体重50kg
が1時間の水中ウォーキングを行った場合ですと、
50×60×0.096×0.87=約250キロカロリーを消費した計算となります。
スポンサーリンク
水中ウォーキングの腰痛・膝痛への効果
陸上でのランニング時には、
自身の体重の10倍の負担が膝にかかってくると言われています。
浮力のある水中歩行でしたら、
膝や腰の状態に不安を感じている方でも行うことができるのです。
しかし、高齢の方や腰痛、膝の痛みなど体に不安のある方は、
ご自身の体調に注意し、無理はしないようにしてください。
ウォーキング中は水の抵抗により水圧がかかり、
腰が反り返ってしまいがちです。
そのまま歩き続けると腰痛の悪化につながってしまいますので、
腹筋を意識して使うことが大事です。
やや前傾の姿勢をとることや、「後ろ向き歩き」をすることも
対策として効果的な歩き方だそうです。
慣れてくればウォーキングの際に手を広げてみるなど
負荷のかけかたを調整する工夫などされてみてはいかがでしょうか。
水中ウォーキングの効果・1日の時間や期間はどのくらい必要?
腰痛や膝の痛みを改善したい場合は、
慣れるまではウォーキングを行う時間は1日20分程度とします。
慣れてくれば、
30分から40分程度を目安にして週2、3回程度行います。
3か月以上の期間行うことで、
ダイエットや痛みの改善に効果が期待できるとのことです。
ダイエットが目的の場合でしたら、
1時間以上行うことが望ましいようです。
どちらの場合でも、長期間継続することが大切です。
水中ウォーキングは有酸素運動です。
運動を始めてから20~30分経過すると脂肪の燃焼が始まるとのことで、
そのことを意識しながらウォーキングを行うことで、
ダイエットに高い効果が期待できるのではないでしょうか。
水中ウォーキングを始める前は、
必ずウォーミングアップを行うことを忘れないようにしてください。