鍋料理に入れても、炒め物にしても、
また生食でも美味しいニラですが
買ってきてすぐに食べないと傷んでしまうので、
使い勝手はいいとはあまり言えません。
ニラに最適な保存方法とまたその保存期間や
ニラを使った便利な保存食をご紹介します。
スタミナ食材ニラを上手に使って免疫力を上げて
病気に強い体を作りましょう!
□ニラの栄養やカロリー・効能は?加熱すると変わる?おすすめの食べ方!
ニラの保存方法は冷蔵、冷凍どっち?
ニラは買ってきたままの状態での保存は長持ちしません。
その日に使う分だけ取りだしたら、
あとは少しひと手間加えて、
冷蔵や冷凍保存がお勧めです。
冷蔵保存の場合
ニラを冷蔵保存する場合は、
少し深めのタッパーを準備して、その大きさに合うサイズに
ニラをカットして、タッパーに水をはってその中に浸すようにして冷蔵保存します。
水をこまめに変えましょう。
冷凍保存の場合
少し長持ちさせたいなら、
冷凍保存の方がお勧めです。
ジッパーのついた冷凍用の保存袋のサイズにカットして、
水分をしっかり取ってから冷凍しましょう。
水分が残っているとニラがくっついてしまって
少しずつ取り出しにくくなってしまいます。
使う時は凍ったままで炒め物ならフライパンにそのまま、
スープや鍋料理なら
そのまま鍋に入れて使うことが出来ます。
冷蔵保存の場合も、冷凍保存の場合も、
調理の際は加熱するのがお勧めです。
生食するなら、買ってきてすぐのものを使うようにして、
冷蔵・冷凍したものは
炒め物や鍋物に使いましょう。
ニラの保存期間は?
ニラは買ってきたそのままの状態の場合は、
翌日くらいまでしか日持ちがしません。
切っておくほうが保存が効きますが、
先ほど述べたような方法での冷蔵保存がお勧めです。
タッパーに入れて水に浸して、
冷蔵保存で5日ほど保存できます。
冷凍の場合は、1か月程度です。
どのような保存方法でも以下のような状態が見られたら使うのは避けましょう。
・異臭がする
・ヌメヌメとぬめりがある
・とろけてしまっている
・葉が変色している
同じように保存していても、
買って来た時の鮮度によっても左右されるので
使う時にしっかりチェックする方がいいですね。
新鮮なニラを見分けるポイントは…
・緑が鮮やかで、葉が折れ曲がっていない
・葉先までピンと張りがあって瑞々しい
・ニラ独特の匂いが強いもの
お買い物の際には目と鼻でしっかりチェックしましょう。
ニラの保存食はどんなものがある?
レバニラ炒めやスープ、鍋料理に入れることの多いニラですが、
ニラで長期保存可能な
調味料が出来るのでそのレシピをご紹介します。
ニラを使った万能調味料!ニラ醤油(長期保存可能)
☆材料 ニラ 100g(約一束ほど)
濃い口醤油 150ml
味醂 50ml
ごま油 大さじ1
唐辛子 お好みで(使うなら1本)
☆作り方
① 長期保存するので、保存容器は煮沸消毒しておきます。
(煮沸OKの材質の容器を準備しましょう)
② ニラを洗って水を切り、キッチンペーパーを使ってしっかりと水分を取ります。
(水分が残っていると腐敗の原因になります)
③ 洗って水分を取ったニラを5㎜程度の大きさに切り、消毒して準備した保存容器に入れます。
④ 味醂を煮切ります。鍋を使って軽く沸騰させてアルコール分を飛ばすことで、
合わせるニラの香りが引き立ちます。
⑤ 醤油・煮切った味醂・ごま油・とうがらし(種は取っておく)をニラの入った保存容器に入れて
軽く混ぜて完成です。一日くらい冷蔵庫で寝かせてから使うのがお勧めです。
冷奴や湯豆腐にかけたり、
卵かけごはんとも相性抜群です。
焼肉のツケだれにもお勧めです。
保存は1~2ヶ月ほど可能です。
使い切れる量に分量を置き換えて作ってみましょう。
スタミナ食材ニラの上手な保存方法をご紹介しました。
冷凍保存が出来るのは嬉しいですね。
しっかり見て新鮮なものを買って、
賢く保存して積極的に食事に取り入れたいですね。