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男性の尿漏れの2つのタイプとは?原因や対策、治療方法を解説

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頭を抱える悩む中高年男性
男性はある程度年齢を重ねると、
おしっこのトラブルを抱える人が増えてきます

高齢男性だけではなく、
若い人でもトラブルを持っている人はいます。

プライドに関わるデリケートなことなので、
実際に困っていても誰にも相談することなくひとりで悩んで入る人も多いと思います。

最初はショックですが誰もが経験することなので、
日常生活に支障が出ないように治療を開始したり
有効な対策をとることが必要です。

おしっこのトラブルとしては頻尿もよく聞く話ですが、
どちらもほとんど同じものであるという説もあります。
頻尿に効果のある漢方薬は?市販で買える?

いずれにしても、外出中に
トイレの場所が気になって困る・
水分の摂取を控えたりする・
臭いなどでまわりの人に気づかれてしまうのが嫌で外出できない
など精神的にもよくない影響があったりします。

尿漏れには
切迫性尿失禁・
腹圧性失禁の2つの尿失禁のタイプがあります。

切迫性尿失禁とはトイレに行きたくなると我慢できないというものです。
腹圧性失禁とはせきやくしゃみをしたときに漏れてしまうというものになります。

この他に男性に多いのは溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)という
タイプがあります。

おしっこをしたいのに出ない、でも尿が少しずつ出てしまうという症状です。
これには前提としておしっこが出にくくなる排尿障害が必ずあるのです。
これは前立腺肥大症が原因となって起こることが多いものです。

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目次

男性の尿漏れの原因

男性の尿漏れや頻尿の原因になりうるものは大きくわけて2つあります。

「過活動膀胱」と「前立腺肥大」です。

過活動膀胱とは排尿筋が過剰に収縮してしまうために
本来なら我慢できるはずのおしっこが我慢できなくなるものです。

前立腺肥大は文字通り前立腺が肥大したり、
前立腺の筋肉が過剰に収縮することでおしっこが出にくくなるなどの症状が出ます。

尿漏れの原因となることが多い病気には糖尿病や前立腺肥大症があります。

特に前立腺肥大は60歳男性の2人に1人に認められる症状といい、
年齢とともに増加することが知られています。

男性ホルモンの影響があるともいわれ、
排尿後もおしっこが残っている感じがする残尿感・
おしっこをするのに時間がかかる・
おしっこの勢いがなくなる
などの症状があげられます。

前立腺が肥大したり、
前立腺の筋肉が過剰に収縮して尿道を圧迫することにより、
おしっこが出にくくなるために起こることです。

男性の尿漏れ対策は

尿漏れ対策として日常生活を助けてくれるような
尿漏れ対策がされた下着やパッドなどを利用することも効果があります。

症状が軽いようなら外出するときにも気になることがなくなり、
トイレを探して慌てる必要もなくなるからです。

女性の生理用ナプキンのようなものから
パンツなどの下着になっているタイプ、
夜寝るときにも安心の大容量吸収に対応したものまでいろんなものがあります。

男性の身体の構造にあわせた形につくられているので、
自分の使いやすいものをいろいろと試してみましょう。

夜用の大容量吸収のものは男女兼用の場合もあります。

骨盤底筋を鍛える体操も効果があります。
骨盤底筋とは尿道をしめる働きをする筋肉で、
症状が軽い場合はこの体操で改善が期待できます。

身体をリラックスさせて肩やお腹・腰などに力が入らないようにします。
肛門と一緒に尿道をゆっくりとしめます。
一番わかりやすい方法は、おしっこをしているときに途中で尿を止めることです。

その感覚がわかったら、普通のときにもやってみましょう。
誰にも気づかれずにできる体操なので、
慣れてくれば時間のあるときにいつでも行うことができます。

このほか、スクワットも効果的です。
勢いをつけてやったりせずに、
ゆっくりと行ってください。

足を肩幅に開いてたつ。
息を吸いながら腕を肩幅にひらき、
肩まで持ち上げる。
息を吐きながらゆっくり膝を曲げ、
20秒間キープします。

このほか、日常生活でも気をつけるとよい点があります。

まずは水分をきちんと補給することが大切です。
尿漏れの心配があると、水分を控えてしまいますが、
やはり必要な量はきちんととらなければなりません。

ただし、コーヒーや紅茶・アルコールなどの刺激物は控えましょう。
便秘も尿漏れの原因となります。
便秘気味の人はその改善もこころがけましょう。
肥満も原因要素のひとつです。
適度に身体を動かすなどして体重コントロールもこころがけたいものです。

男性の尿漏れの治療方法や薬など

男性の尿漏れの治療方法には
薬物療法・
刺激療法・
手術
などがあります。

薬物療法には
抗コリン剤・
α刺激薬・
β刺激薬の投与・
三環系抗うつ薬・
女性ホルモン薬の投与
などがあります。

手術は尿漏れの症状がかなり重度で進行している場合にとられる方法です。

その人の尿漏れのタイプや進行の度合いによって
どの治療法をとるのが効果的かは違ってくるものです。
手術する場合でも執刀時間は1時間程度で、
入院も2,3日程度でいいと患者への負担は軽くなっています。

尿漏れは漢方薬やサプリメントで症状が改善する場合もあります。

ノコギリヤシは有名ですね。

薬局でも簡単に買うことができますから、
薬剤師さんに相談してみましょう。

漢方薬は処方してくれる病院も増えています。

西洋医薬には残念ながら副作用の心配がありますが、
漢方は副作用の心配も少なくクセにもなりにくいものです。

おしっこのトラブルに効く市販薬

おしっこのトラブルに効く市販薬には
ユリナール・
ハルンケア・
ジェントスルーコーワ
などがあります。

薬局でも目にするものですが、
購入するにはまず薬剤師さんやお医者さんに相談してみて
自分の症状に合いそうなものを選ぶようにしてください。

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