新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症予防対策に、手洗いは欠かすことのできない日常生活の一部です。
また手洗いと共にアルコール消毒をすることも、感染予防に効果があると言われています。
その手洗いとアルコール消毒する順番や、家庭で作るアルコール消毒液の作り方をご紹介します。
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手洗いやアルコール消毒は、何故必要なの?
日常生活の中では、家の中も外にも目に見えない菌がたくさん付着しています。
その菌の中には身体に害を及ぼす菌も数多くあるので、それらの菌を持ち込んだり、持ち出したりすることをシャットアウトすることが大切です。
特にインフルエンザなどの感染症や食中毒を引き起こすノロウイルスなどは、くしゃみや咳によって口や鼻、食べ物から感染することや、汚染された物に触って感染することがほとんどです。
その感染ルートの口や鼻、汚染された物には、その手指をしっかり洗うことが感染予防につながります。
そしてアルコール消毒は、石鹸などの手洗いで落としきれない菌やウイルスに対して、アルコール消毒液やアルコールジェル剤などで手指の除菌をするものです。
手洗いアルコール、消毒する順番は?
手洗いの前に、指輪や時計、アクセサリーは外しておきます。
①手を流水で濡らしてから、石鹸を手に取って泡立てます。
②手の甲、手のひら、指の先、指の関節、指の付け根、指の間を丁寧に洗います。
③親指と親指の根元を握るように回して、最後は手首をしっかり洗います。
④流水でよくすすぎ、使い捨てのペーパータオルなどで手を拭き、しっかり乾かします。
消毒用アルコールを使用する場合は、手が濡れたままだとアルコール濃度が薄くなり、殺菌効果が下がるので、乾いた手で使用します。
アルコール消毒の順番も手洗いと同様に、まんべんなく手に揉み込みます。
アルコール消毒液はすぐに乾くので、手を拭く必要はありません。
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手洗いアルコールの作り方は?
手指を除菌するアルコール消毒液や、アルコールジェル剤などが品薄という状態が続いているようですが、アルコール消毒液を自宅で作る方法をご紹介します。
一般的にドラックストアなどで販売しているエタノールには、無水エタノール(濃度99%以上)、エタノール(濃度95%以上)があります。
消毒用エタノール(濃度80%前後)との違いはエタノールの濃度なので、消毒用エタノール以外でも精製水で希釈することで使用できます。
精製水は水道水よりも不純物が少ないので、手に入る場合はなるべく精製水を使用しましょう。
手指などの消毒には精製水を使い、物やキッチン、手すり、ドアなどの消毒なら水道水と使い分けることも良いでしょう。
消毒液を300cc作りたい場合は、無水エタノールを80%の濃度に希釈します。
無水エタノール240ccに精製水60ccを加えると出来上がりです。
8:2の割合ですね。
注意事項としては、高濃度エタノール対応の容器を使用することです。
またまれに手が荒れる方もいますので、その場合は化粧水などでケアを行うか、物品専用の消毒に使用するようにしてくださいね。
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