繊維筋痛症という病名は、あまり生活の中で知らない人が多いものです。
初期症状の重さや、原因についても、誤診されることの多い病気なのです。
その専門医も少なく、病院で診察を受ける際には、
個々が調べて医師にかかるほかないかとおもいます。
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線維筋痛症にはどんな症状があるの?初期症状は?
症状といっても一種類に絞ることができないのが、繊維筋痛症なんです。
初期症状としても、風邪のような体のけだるさ、アレルギー様の症状だったり、
または診断では自律神経失調症、うつ病と診断されてしまう、
詳しい専門医の数少ない病気でわかりづらい症状なので、誤診が多いのです。
時には慢性疲労症候群と合併して症状を引き起こしていることもあるんです。
この病気にかかる人数はそんなに多くなくて、
全人口の1.7%と少ない人数にはなっていますが、
誤診もありますし、本来はもっと患者さんがいるのかもしれません。
分かりやすい症状としては、
全身の痛みです。首や肩、腕や、背中やおしり、太ももやふくらはぎなど
体中の広範囲に痛みを感じます。
また、痛みは移動する場合もあったり、頭痛や、口腔内、眼の痛みもある場合もあります。
ためしてガッテンで紹介していたのですが、
とくにトリガーポイントと呼ばれる痛みを感じやすいところが身体に点在していて
そこを押して痛みを複数感じるかで診断の手がかりとするようです。
繊維筋痛症は睡眠の質が非常に悪いことが特徴になっています。
ストレスなども大きな原因になるんです。
また、症状では、全身の痛みの他にも、など手足のしびれや、
過敏性腸症候群、便秘、下痢、腹痛もあるようです。
割と私たちの身近にある症状と考えていいといえます。
初期症状としては、ひとによっても異なるようですが、
抑うつ感が強くなったり、うつ病に近い状態になったりと精神的な変化があるようです。
また、初期症状では、痛みを感じるというよりは、
筋肉や関節のこわばりを訴える場合もあるようです。
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線維筋痛症の症状や原因は?
おもな症状としては、全身の慢性的な痛みとされています。
リウマチ科に部類される症状でもありますが、
あまりにもひどい症状になりますと、
動けないほどの痛みになるみたいです。
でも、発症してから1~3年であれば社会復帰の可能なものです。
原因は特定することが難しく、現段階では不明だそうです。
問題点としては、あまり知られていないということが原因で、
専門医に診てもらうまでかなりの時間がかかってしまいその間に、
初期症状が悪化してしまう患者さんも少なくありません。
また、世間での認知度が低いために大げさだったり詐症(ずるをしている)と
見られることもあるようです。
あまり、人間関係のストレス、過度な労働は控えたほうがいいでしょう。
軽度ならば、簡単な運動や、ストレッチも効果的です。
これらの方法はストレスを緩和できる方法としても、
幅広い治療として病院でもアドバイスされることが多いと思います。
線維筋痛症の症状で圧痛点やトリガーポイントとは?
まずは、トリガーポイントとは=筋硬結という方程式が成り立ちます。
もう少しわかりやすく説明しますと、
ある一定の動きや刺激に対して痛みを感じる箇所のことを言い、
診断基準や治療などにも使ったするポイントのことです。
すなわち、硬直して痛みを引き起こしている所を緩和させるということになります。
療法としては専門医に治療方法を相談するといいでしょう。
治療の種類としては、トリガーポイント注射のあとにマッサージしたりすると
より効果的な治療法に変わります。
テニスボールを体の痛い箇所=トリガーポイントに押し当てて
マッサージすると良いようです。
筋肉をただただ柔らかくすることだけでなく、
血行を促進させることも何より大事なんです。
繊維筋痛症の治療方法としても幅広く行われているんです。
そのほかにも、多くの慢性的な痛みを抱えている患者さんにも適応しているので、
初期症状で治せれば一番望ましいですね。
その他にも、抗不安薬や軽い抗うつ薬などを治療に使う場合があるようなので、
詳しくは最寄りの病院に相談してみてください。