皆さんもご存じのこむら返り=足がつるという症状。
睡眠中や、ビタミン不足によって、急に引き起こされてしまう痛み。
筋肉が硬直してしまったり、
スポーツをやってたりしていても、
ふくらはぎや、足の裏など、様々な部分で起こってしまいます。
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こむら返りの原因と対策は?
主な原因に関しては、
水泳だったり、立ちっぱなしの仕事やスポーツに多くみられる症状です。
こむらがえりはふくらはぎの筋肉(腓腹筋の痙攣)の異常収縮が原因だと言われています。
足の裏や、指、肩などの色々な部分にひき起こります。
(これは厳密に言えばこむら返りではないんです。
何故かと言うとこむら=ふくらはぎを指す言葉だからです。)
特にふくらはぎに関しては誰もが一度は体験したことのある部位かと思います。
原因の多くは、
筋肉の疲労・運動不足・水分不足及び体液中の電解質の異常といった
三つの項目に分類するとわかりやすいのではないかなと思います。
特に汗を多量にかいたときに、カリウムやナトリウムなどのバランスが崩れて、
筋肉が異常収縮をひきおこすために、
こむら返りを引き起こすのです。
対策としては、寝る前の軽いストレッチや、ビタミンB群を取ること、
運動や外仕事などでの発汗後の筋肉の痙攣の場合には塩分(ナトリウム)の摂取が
一番の対策といえるでしょう。
なので栄養摂取には気を使っていきましょう。
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睡眠中起こるこむら返りの原因は?
睡眠中に起こるこむら返りの痛さと言ったら何とも言えないですね。
ふくらはぎのこむら返りは、筋肉の痙攣によって引き起こされるものです。
この睡眠中に起こる主な原因は、ストレスです。
こむら返りはストレスがたまっているという危険信号。
私たちに体の限界を教えてくれているのです。
人はストレスを感じると、血管が委縮されて血行が悪くなってしまいます。
そして血液が体中にめぐらなくなってしまい、
筋肉までもが硬直してしまうのです。
そして結果こむら返りを起こしてしまうというわけなんです。
出来るだけ生活習慣を見直し、
規則正しい生活を送ることが大事です。
睡眠時間にもしっかり気を配れば
こむら返りの予防にもつながるので覚えておくといいでしょう。
ビタミンや電解質カリウムなどの栄養とこむら返りの原因
そもそも電解質とは、イオンのことを言います。
電解質カリウムは、五大要素の一つです。
主な役割としては、
筋肉の収縮、神経の伝達、心臓の収縮などに働きかけてくれるものです。
つまり、これが不足してしまったり、
異常をきたすことによってこむら返りが起きるのです。
カリウムは食物からも栄養が取ることができます。
果物だったり、緑黄色野菜、海藻から摂取が出来ます。
カリウムは、ほとんどの方々が不足しがちな栄養になっています。
ナトリウムとカリウムのバランスが私たちの健康維持を保ってくれているのです。
カリウムはもっと簡潔にいいますと、ミネラルです。
水分が不足してしまうと眩暈だったり、
脱水症状だったり、いろいろ体に支障が出るかと思いますが、
カリウムも足りなくなると
身体のいろいろなところに不調をきたしてくるので、
ミネラルの多く含まれた食べ物を摂取するように気をつけたいですね。
こむら返りに関する病気や治療
こむら返りは殆どの場合は健康な人でも、筋肉の疲労や血行不良、布団の重みなどで
起こる場合がありますが、中には、妙気によってこむら返りが起こる人がいます。
その病気とは、糖尿病、筋肉や神経の病気、甲状腺の病気、変形性腰椎症などで
こむら返りが起こる場合があります。
痙攣の頻度が多かったり、痙攣の度合いが強かったりする場合には
かかりつけの医者に相談して、診察、治療をしてもらうのが良いかもしれません。
何科にかかればよいの?という疑問に思うかもしれませんが、一般的には、整形外科に受診するか、他の持病もあるのでしたら、内科、あるいは、神経内科などを受診するのが良いと思います。
治療は薬により行われ、
筋弛緩薬、抗不安薬、漢方薬(芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう))などが
使われるようです。