春になると、日本列島に飛散する黄砂。
黄砂は、中国の砂漠から偏西風によって運ばれてきます。
そして黄砂を吸い込んでしまうと、喉が痛い、咳が出るといった症状が出ることがあります。
これらの症状は、体内に異物が入ったということによるだけではないようです。
黄砂をたかが砂、と思っていたら大変なことになるかもしれません。
ここでは、黄砂による喉の痛みや咳への対策についてご紹介していきます。
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春先の喉の痛みと咳は黄砂のせい?知りたい治し方
黄砂を吸い込んでしまったときに、喉の痛みや咳といった症状が出たことある人もいるでしょう。
このような症状が出るのは、黄砂が日本に飛んでくる間に様々を有害物質を吸着してきていることに由来しているとも言われています。
つまり、この有害物質によるアレルギー反応として喉の痛みや咳を引き起こしているという訳です。
気管に付着した黄砂および有害物質を体外に排出するために、咳が出ているのかもしれません。
同様に、喉の痛みも有害物質による刺激のよって引き起こされているかもしれません。
ですから、違和感を感じたら気管に付着した黄砂を洗い流すべくうがいをしましょう。
もし、症状がすでに悪化し、うがいをしても症状が改善されないようだったら、薬の服用が必要かも知れません。
喉の痛みには、トローチや龍角散の服用でも改善が見込めます。
咳には、一般的な咳止めでも効果が得られない場合がありをます
その際には、抗アレルギー系の薬が効く場合もあります。
アレルギー反応の結果、喉が痛くなっていた時にも効果があります。
アレルギー反応で痛いのか、そうでないのか分からない、
もしくは、市販薬を服用しても症状が治まらないという場合は、医療機関を受診しましょう。
耳鼻科や内科で、専用の薬を処方してもらえます。
もしも症状が出てしまった時のために、治し方を押さえておくと慌てずに対処ができますね!
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症状が出る前に!黄砂による喉の痛み、咳の予防対策
喉の痛みや咳といった症状が出る前に、予防ができるといいいですよね。
黄砂の悪影響を受けないためには、とにかく体内に黄砂を入れないことです。
黄砂を体内に入れないための対策としては、まず外出時はマスクをしましょう。
黄砂はその粒子が小さいので、ウィルスにも対応をしたものを選ぶのがベターです。
また、なるべる室内に黄砂を持ち込まないように外出から戻ったら室内に入る前に衣類を払いましょう。
そして手洗い、うがいをすることも予防対策になります。
不用意に窓を開けてしまったり、黄砂がひどい日に外出してしまったら、安全なはずの室内にも黄砂を持ち込みかねません。
そのような場合には、空気清浄機があるといいですね。
そしてなにより、黄砂がひどい日には、外出しないことは最大の予防になります。
春先は黄砂だけじゃない!花粉やPM2.5も要注意!
春先に黄砂と同時に気になるのが、花粉やpm2.5です。
黄砂を吸い込むと、花粉症の症状をさらに悪化させることもあるようです。
花粉症対策用のマスクでは、黄砂は通過してきてしまいます。
花粉症の人は、悪化を防ぐためにウィルス用のマスクでダブルにブロックした方が良さそうです。
最近、特に心配なのがpm2.5です。
pm2.5も偏西風に乗って日本まで飛んでくるので、まさに黄砂と同じ頃に飛んでくることになります。
花粉やpm2.5の対策も、黄砂とほぼ同じなのですが、マスクだけはpm2.5は粒子が小さく一般用マスクでは吸入を防げません。
pm2.5濃度が高くなると自治体からも注意喚起が行われます。
その時はできるだけ外出を避けたり、窓の開閉を控えるほか、
やむを得ず外出する場合は長時間の激しい運動を避ける、マスクを付けるなどの注意が必要です。
この際のマスクは、医療用や産業用の高性能な防じんマスクだとpm2.5の微粒子の吸入を防げます。
また、空気清浄機も機種によってpm2.5への有効性の有無がことなってくるので、気になる人はそのあたりを確認しておいた方が良いですね。
□黄砂アレルギーの原因や症状!何科で受診?治療は?花粉症との関係