まぶたがかさかさしたり、腫れたりしがちな方はおられませんか?
目の上なのでとても気になりますし、
鬱陶しい気持ちになりますね。
少しでもその症状を改善するための対処法をご紹介します。
スポンサーリンク
まぶたのかゆみ、腫れや赤みは?乾燥が原因?
まぶたが少し赤みを帯びてかさかさし、
腫れたり痒くなったりすると目の上なのでとても鬱陶しくて
何をするにも嫌な気持ちになりますが、
なぜこのようになってしまうのでしょうか?
いくつかの原因があるので挙げていきましょう。
化粧品(アイシャドウなど)によるもの
化粧品の原料が使う人の肌質と合わない場合にかぶれることがあります。
一概には言えませんが、あまりにも安い化粧品の場合は
その成分も良くないことも多いようで
肌の強さにもよりますが、
トラブルの元になりやすいと言われています。
肌に直接つけるものなので、
慎重に選びたいですね。
あと最近は、つけまつげを付けるための糊や二重瞼にするシールのようなものにかぶれるというケースも増えています。
少しでもおかしいと感じるときは無理をしない方がいいでしょう。
乾燥によるもの
空気が乾燥する季節になるとかさついたり、
かぶれたりしやすくなります。
もともとまぶたは皮膚が薄くとてもデリケートな部分です。
化粧水や乳液などでしっかりと保湿したつもりでも、
塗りむらも出やすい部分なので
丁寧に保湿することが大切です。
炎症によるもの
まぶたは眉毛などをカミソリで整えるときに刃を当てることがあると思います。
まぶたの産毛をそることもあるでしょう。その時に小さな傷がまぶたに出来てしまい、
そこに細菌が入り込み炎症を起こすことがあります。
更にその状態の時に化粧品を塗ったりするとさらに悪化します。
傷つけないように気を付けて、
もし傷が出来てしまったらしばらくアイメイクを避けるなど
注意するようにしましょう。
また洗顔する際もゴシゴシとこすらずに、
アイメイクなどは先に
アイメイク専用のリムーバーをコットンに含ませ優しくふき取ってオフしてから洗顔したり
濡れた顔をタオルでふくときにもこすらずタオルを当てて水分を吸わせるようにして拭くとまぶたへの刺激が最小限で済みます。
花粉などによるもの
花粉がたくさん飛ぶ季節になると、
アレルギー症状が出る方は、
眼球に花粉が付着して痒くてこすりすぎてもまぶたがカサカサになって痒くなったり、
腫れたりして、ひどくなるとただれることもあるので、
ゴシゴシこすらないように気をつけましょう。
スポンサーリンク
まぶたのかゆみ、ストレスは関係ある?
まぶたのかゆみにはストレスも関係があります。
日頃から肌が乾燥しがちでアトピー体質があったりする方は特に
ストレスが原因でまぶたのかゆみが起こることがあります。
皮膚の薄く柔らかい部分に出るので、
まぶたの上にも出るのです。
その他にも、強いストレスによって自律神経の働きが大きく狂ってしまい涙の分泌を抑えてしまうこともあります。
涙が出なくなり目が痒くなり、
こすりすぎてその刺激でかゆみが酷くなります。
ストレスをためないようにして、
睡眠をしっかりとって自律神経が正常に働くようにしていくことも大切ですね。
まぶたのかゆみ、できものが出来た場合の対処法
まぶたにかゆみがあったり、
かさかさしたり、
できものが出来てしまった時の
対処法をご紹介しておきましょう。
乾燥してかさかさしている時
まぶたの乾燥対策にはワセリンを塗るのが一番効果があります。
ワセリンは添加物もなく、刺激的な成分の入っていないので、
デリケートなまぶたに使用しても大丈夫です。
皮膚を薄い膜でコーティングして、乾燥から守ってくれます。
べたつきはありますが、効果は期待できるのでしばらく我慢して使ってみましょう。
皮膚トラブルにオロナインなどの市販の軟膏を使う方も多いと思いますが、目の周りには使えません。
(注意書きにも書いてあります。)
目の周りに塗る軟膏は眼科などで処方してもらうものにしましょう。
その他のケアは
ホットタオルで温めたり、
乳液をたっぷりと含ませたコットンをまぶたに貼ってパックするのも効果があります。
大事なのは、かさかさして痒くても決してこすらないことです。
こすることでさらに皮膚に刺激が加わりどんどん悪化してしまいます。
掻きたくなるのをグッとこらえて乾燥しないように対策をしましょう。
花粉がたくさん飛んでいる時期には、
顔をこまめに洗うようにすることも効果があります。
その際も洗った後の保湿を忘れずに行いましょう。
保湿などのケアをしても痒み、腫れがひどくなったり、
1週間以上治らない場合は皮膚科を受診しましょう。
できものが出来た場合
まぶたの裏側がゴロゴロしたり、痛みがある場合は、乾燥ではなく、
ものもらい(できもの)が出来ている場合があります。
まつ毛の外側または内側に出来る皮膚炎です。
早く治療を開始しないと治るまでに1ヵ月もかかることもあるので
早めに眼科を受診しましょう。
抗菌薬の服用、目に塗る軟膏や、点眼薬が処方されます。
まぶたのかゆみ、乾燥や腫れについてご紹介しましたが、
かさかさして痒くても掻いたりこすったりしないことが大切です。
皮膚が薄くデリケートな部分なので、
ケアする時も気をつけましょう。
□目の下のピクピクの症状の原因や病気は?治す方法は?脳腫瘍の可能性も!
□目やにが出る原因や病気は?子供の場合は?アレルギー性、春季カタルなど