
イギリスの伝統的な焼き菓子「ジンジャークッキー」。
 日本ではかわいらしい男の子の形をした
 「ジンジャーブレッドマン」としてご存知の方も多いのではと思います。
ぴりっとスパイスの効いたこのクッキーは、
 欧米ではクリスマスに欠かせない存在でもあります。
もうすぐやってくるクリスマスシーズンに思いを馳せながら、
今回はこのジンジャークッキーについてご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
ジンジャークッキーの由来は?なぜクリスマスツリーに飾るの?
ジンジャークッキーはどうしてクリスマスの時期に、
 クリスマスツリーに飾られるようになったのでしょうか?
もともとクリスマスは、
 冬至の時期に翌年の作物の実りが豊かであるように、
 また病気をせず健康でいられるように願う祭りだったものが、
 キリスト生誕と結びついて始まったものでした。
ジンジャーやシナモンなどの強い香りのする香辛料は魔よけの意味を持っていることから、
 クリスマスシーズンに作ってツリーに飾るようになったのではと言われています。
また、ジンジャークッキーが人の形に作られるようになったのは、遡ること16世紀にイギリス国王ヘンリー8世が、当時流行していたペストの予防に生姜が効果的であることを知って、
 生姜を食べることを国民に推奨したことが始まりと言われています。
ちょっとお腹の出ていたヘンリー8世に似せて作られたのが、
 愛らしいジンジャーブレッドマンというわけです。
 
スポンサーリンク
ジンジャークッキーのおすすめレシピをご紹介!
アイシングでデコレーションしてもとても可愛いジンジャークッキー。
 贈り物や手土産にしてもとても喜ばれそうですね!
 ご家庭で簡単に出来るレシピをご紹介するので、
 今年のクリスマスは、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか?
土台はお母さんが作って、
 型抜きやアイシングをお子さんにやってもらうのも楽しいですね!
ジンジャークッキー作り方
本場に近いレシピですと、
 更にクローブやオールスパイスといったスパイスや、
 モラセス(糖蜜)を加えたりするようです。
お好みでスパイスの量や種類は調整してみてくださいね。
ジンジャークッキーのカロリーや保存期間・保存方法は?
さて、気になるジンジャークッキーのカロリーは、
 どれぐらいでしょうか?
レシピにもよりますが、大体1枚48kcalぐらいになります。
もしカロリーを抑えたいのであれば、
 バターや卵を使用しないレシピも紹介されているので、
 参考にしてみて下さい。
また、手作りしたジンジャークッキーの保存期間ですが、
 シナモンの持つ抗酸化作用と防腐作用によって風味や質の劣化を軽減でき、
 かなり日持ちすると言います。
とはいえ平均的な焼き菓子の賞味期限は常温で
 1週間程度ですので、
 それぐらいを目安に食べきることをおすすめします。
しっかりと焼いて水分を飛ばし、
 乾燥剤を入れた密閉容器に入れると良い状態を保つことが出来ます。
もっと長く持たせたい場合は、冷凍保存するとよいでしょう。