温泉卵は、温度の高い温泉のお湯や蒸気で作る半熟状のゆで卵で、各地の温泉地で販売されています。
販売しているのを見ると、ついつい買ってしまう人は多いですよね。
温泉地で販売されているゆで卵は、半熟も完熟も温泉卵と言いますが、家庭で作る温泉卵は黄身を半熟、白身は半凝固状態に茹でた卵のことを温泉卵と呼ぶことが一般的です。
今回は、家庭で作る簡単な温泉卵の作り方と、より美味しく食べるための食べ方をご紹介します。
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温泉卵の簡単な作り方は?
温泉卵を作る3つの方法をご紹介しますので、お好みの作り方で挑戦してください。
・鍋で作る・・・用意するものは、卵と鍋と水です。
①鍋に適当な量の水を入れ加熱し、沸騰させます。
②水がボコボコに沸騰させたお湯の中へ卵を入れ、火を止めます。そのまま約15分放置します。
③時間が経ったら、卵の殻を取って出来上がりです。
・電子レンジで作る・・・卵、耐熱容器、水大さじ2杯以上。
①耐熱容器に卵を割り入れ、卵が被るくらい水を加えます。
②竹串か細い箸で黄身に1個所穴をあけ、蓋をしないままレンジで600W~500W、約45秒~1分加熱します。
③加熱が完了し、水を捨てたら出来上がりです。
・温泉卵作り器で作る・・・例えば100均のダイソーで売っている「レンジで簡単!温泉たまご」と卵、水で作ります。
①作り器の蓋を開け、卵を割り入れます。大さじ3杯ほどの水を加え、黄身に竹串などで穴をあげます。
②レンジに入れ、500Wなら1分、600Wなら45秒程度の時間加熱して出来上がりです。
低温調理器での作り方は?
低温調理器は設定温度を指定して、一定の温度(低温)でじっくり加熱する調理器具です。
低温調理器のメリットは、一度に数個の温泉卵を作れるところです。数個をそのまま入れると転がって割れることがあるので、晒などで包んで入れると割れにくいです。
①低温調理器を67度に設定して、設定温度になったら卵を数個入れます。
②30分茹でたら卵を取り出して冷水につけ、卵が冷えたら殻を取って出来上がりです。
温度設定を色々変えて、お好みの柔らかさの温泉卵を作ってみましょう。
温泉卵の美味しい食べ方は?
温泉卵はそのまま食べても美味しいですが、たれなどをかけてお好みの味で食べましょう。
・うどんのたれ・・・うどんのたれを薄めてかける一般的な食べ方です。
・ごま油・・・ごまの風味が美味しさを引き立たせます。
・ポン酢とほうれん草・・・茹でたほうれん草を小さく切り、ポン酢と一緒に加えると、さっぱりした味わいです。
・パスタに温泉卵・・・パスタに温泉卵をのせ、麺に絡ませながら食べると濃厚な味がします。
・うどん・・・うどんに温泉卵をのせて、ぶっかけ風、月見うどん風で食べましょう。
・焼肉丼・・・焼肉丼に温泉卵を加えると、栄養がマシマシです。
・サラダにトッピング・・・葉っぱ系のサラダに温泉卵をトッピングとして加えると、栄養も見た目も豪華になります。
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温泉卵の賞味期限はどのくらい?
家庭で作った温泉卵は、殻にひびが入っているものは、雑菌が入る恐れがあるので、すぐに食べるようにしましょう。ひびが入っていないものは、冷蔵庫で2~3日保存できますが、なるべく早く食べるようにしてください。
市販されている温泉卵が1週間保存できるものがあるから、家庭で作ったのもしばらく持つのでは?と考えてはいけません。製造方法や殺菌方法が異なるので、保存期間の比較はできないからです。
温泉卵は簡単にできるので、作り置きや必要以上に多く作らないことをおすすめします。