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歯の変色、着色の違い!原因や分類は?治療方法を解説!

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歯の変色

毎日きちんと歯を磨いているのに、前より少しずつ色がくすんできたような気がする。
歯を白くしたいけど、なかなか白くならないと悩んでいる人はいませんか?
そのような方に、歯が変色する原因や変色するのを防ぐ治療法をご紹介します。

目次

歯の変色と着色の違いは?

歯の色は個人によって白い人、黄色っぽい人、黒ずんでいる人など色々ありますが、この色の違いには変色と着色があります。
一見似ている表現ですが、変色は色々な理由により歯そのものの色が変化することで、着色は歯の表面に何らかの着色性のある物質が付く汚れです。
変色は、治療によってすぐ直るということは難しいですが、着色は着色の汚れを落とせばよいので変色よりは治療がしやすいという違いがあります。

歯が変色・着色する原因は?種類や分類は?

変色・着色には大きく分けて、外因性と内因性という2種類の原因があり、分類すると次のようになります。

(外因性)外から色素が沈着
・タバコ、コーヒー、紅茶、赤ワイン、コーラ、カレー、ミートソース、濃い色のうがい薬などの色素が歯に沈着することで起きます。
歯磨きが不十分な場合も着色が増してしまいます。
・虫歯・・・歯と歯の間にできた虫歯や神経が死んだ歯などで、エナメル質を通して黒ずんでいることがあります。

(内因性)歯の内部から色が変わる
・テトラサイクリン・・・テトラサイクリン(抗生剤)を乳幼児から7歳位までの形成期に長期間飲むことで象牙質に色素が沈着して濃くなり、縞模様ができることがあります。
・打撲・・・歯を打撲して神経が死ぬと歯の色が変わってきます。歯の根を治療した後に色が変わることもあります。
・加齢・・・歯の内側から黄色くなる原因には加齢が最も多い症状です。
エナメル質の内側に象牙質(黄色い層)がありますが、肌の老化と同じように少しずつ濃くなってしまいます。
エナメル質も歯磨きや食事などで薄くなり、象牙質の色が目立つようになります。歯の老化現象ですね。
・フッ素・・・エナメル質の形成期に多量のフッ素を摂取することで、部分的に茶褐色や白い斑点ができたりします。
・治療の過去・・・治療した過去がある歯が、失活や修復物により変色することがあります。

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歯の変色の治療法は?

・クリーニング・・・着色により表面に色素が沈着している場合に、歯ブラシとデンタルクロスで丁寧に清掃し、特殊な研磨剤で歯の表面をツルツルに磨き上げます。
・ブリーチング・・・特殊な漂白剤を歯の表面に塗り、光を照射して歯の変色を脱色します。
1回の治療は約1時間、1~3回の通院で行います。軽度~中度の場合に適応します。
・ラミネートべニア・・・重度の変色の場合に行います。
歯の表面層を薄く削り取り、極薄いセラミックなどの人工歯を特殊接着剤で歯に貼り付けます。
・ホームホワイトニング・・・歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、ブリーチングと同様ですが、歯科医院でマウストレーを作って、自宅で薬剤を入れて装着することで治療します。
1日6時間程度、3~8週間使用して脱色します。
これらの方法により治療しますが、歯の色や質によって個人差があり、全て真っ白くなるわけではないので、歯科医院と十分話し合って治療に進みましょう。

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