クレソンと言えば「肉料理の付け合わせ」と思ってる方が多いのではありませんか?
その特徴は「ピリッ」とした辛味と独特な香りです。
最近ではいろいろなお料理にも使われています。
そして、このクレソンには「高い栄養価」と「血液酸化防止」に「抗菌作用」もあるのです。
また近年流行の「ハーブ栽培」としても、生命力や繁殖力が強いので初心者でもちょっとしたポイントさえつかめば、
毎日収穫できる優れものです。
今回はそんなクレソンについてお話ししましょう!
クレソンについて
クレソンはアブラナ科の多年草の水生植物で原産国はヨーロッパです。
日本国内でも水辺に見かける植物で、和名をオランダガラシやオランダミズガラシといいます。
栄養豊富でカルシウム、リン、鉄分、ビタミンC、カロチンを豊富に含みます。
生命力にあふれた植物ですので、栽培は簡単ですから是非チャレンジしてみてください。
では、次に育て方についてです。
クレソンの育て方!プランターや室内では?
お庭がないマンションの方に最適なのは「プランター栽培」です。
《準備するもの》プランターと用土、種・苗
種まきでも失敗なく育てられますが、苗からの方が早く収穫できます。
《種から育てる場合》
種まきにおすすめな時期:4~5月、または9月
真夏・真冬以外でしたらいつでも種まき可能です。
・プランターに用土をいれて種をまいてください。
・本葉が2~3枚に育ってきたら、蒔いた種の中から育ちの悪いものは間引きます。
・間引き後、早いと1か月から2か月後には早いと収穫できます。
・種まきしてから収穫までの期間の目安は、だいたい100日程度でしょう
☆ポイント:間引きをすることで育ちの良いものだけが集中して育ちます。
・ドンドン収穫すると次々新芽が良く出るようになります。
・クレソンは一年中収穫可能ですので、様々なお料理に使えレパートリーに幅が出ますね。
《苗で育てる場合》
適温は15度から20度くらい季節は、クレソンにとっの生育期です。
いつ植えても育ちます。苗を植える際には約20cm間隔で植えてください。
《さし芽で簡単栽培》
また繁殖力が強いクレソンはお料理に買ってきて残した場合にも、
コップの水にさすことで発根します。発根するとその節から葉っぱも出てきます。
キッチンの出窓などの室内での栽培にも最適ですね。
初根したら、土に植えるとどんどん増えていきます。
クレソンの育て方!水耕栽培では?
「やってみたいけど土いじりは嫌!」という人には「水耕栽培」をおすすめします。
水耕栽培とは、養分を混合させた液体で育てる栽培方法のことです。
もともと水辺に育つ植物ですから水耕栽培は最適の環境です。
①水をはった容器を用意して溶液をつくってください。
②プラスチックなどの器に砂を入れまずはそこに株を植えます。
③の容器に②をひたせば水耕栽培の始まりです。
※自分でこれらの準備が面倒だという人には「水耕栽培の専用キット」がホームセンターなどでも販売されています。
またインターネットでも沢山の種類の「専用キット」を購入可能です。
クレソンの育て方!問題点と虫対策は?
クレソン栽培注意点とは
「収穫」と「手入れ」です。
クレソンは発芽してから1か月~2か月後には収穫できます。
どんどん成長してきますから、葉がしげってきたら収穫しないと腐ってしまう心配が起こります。
定期的につみ取りましょう。
また花が咲いたクレソンは茎が堅くなりますからつぼみのうちに摘み取ってくださいね。
「病気」と「害虫」
クレソンにつく害虫としては「ハダニ」「コナガ」「アオムシ」の3つになります。
もし幼虫を見つけたら、直ぐに葉っぱを切り取ってしまいましょう。
大量発生してしまったら殺虫剤でやっつけてください。
■まとめ:
すくすく育ちますから、サラダやスムージーにして健康的に頂きましょう。
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