北海道のお土産でマリモをもらったって人も多いと思います。
でも、そのままって言う人もまた多いのではないでしょうか?
実は私もその一人でした。
ちゃんした手入れもせず、ほかりっぱなしだったら
茶色っぽくなってしまいました。
そこで、色々調べてお世話して、今では元気になりました。
今回はそんな私の調べて実践したお話です。
動物じゃないので、えさはいりません。
水と空気と日光があれば、OK!
アクアリウムを始めたいけど、自信がないという初心者の方に、
まずは簡単で手間が掛からず気軽に始められる”マリモ”をおすすめします。
アクアリウム初心者・子供でも楽しめます。
お洒落な器に入れてインテリアとしてプチアクアリウムを飾ってみませんか?
水のゆらめきとモスグリーンがあなたの心をリラックスさせてくれるでしょう。
マリモは生長のスピードがとても遅く、野球ボールくらいの大きさになるまで150年以上かかるといわれています。
見た目に大きな変化はありませんが、静かにじっとしている姿からは、不思議と癒しを感じるものです。
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マリモとは
マリモ(毬藻)とは、球状集合体の淡水性の緑藻の一種です。
マリモは球状ですが、この球状体を構成しているのは細い繊維(糸状体)がマリモの個体で、マリモはその「集合体」なのです。
柔らかそうな見た目なのですが本当には硬い藻で、手で触るとチクチクしています。
北海道の阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状体で日本の特別天然記念物に指定されています。
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マリモの育て方!水の替え方は?
北海道の、澄んだ冷たい水の中で生きているマリモを家庭で育てるためには、育った環境を再現することが大切です。
水濁ったり温まった時には、水の入れ替えをしてください。
夏場は1・2週間に1回、冬場は1ヶ月に1回ぐらい水の交換するといいでしょう。
夏は水も熱くなりますので、3日に一度くらい交換を目安にしてください。
特に暑さに弱いマリモは直射日光は絶対に避けてください。
冷房がよくきいた部屋で、冬は暖房が強い場合は日陰でも大丈夫です。
夏場には冷蔵庫で15年育てたという情報もありますよ。
マリモは植物ですから「光合成」によって成長しまので、全く光がない環境では育ちません。
しかし、強い光は必要ありませんから、部屋の照明でも十分育ちます。
マリモの育て方!水道水でも大丈夫?
水の交換をお願いしてきましたが「水道水」でも問題はありません!
観賞魚の場合はカルキを抜きますが、それも必要なくきれいで冷たい水に気をつければ何年も楽しませてくれます。
育成というと「栄養は?エサは?」と思いがちですがマリモは「きれいな水と適度な光」があれば、十分です。
むしろ、栄養をあげたり強い光は弱らせてしまいます。
マリモの育て方!ふたはしていい?
お土産でいただき場合には、可愛いビンに入っていますね。
「密閉してしまう窒息するのは?」というイメージがありますが、
マリモの光合成は微量ですから、密閉状態でも成長には問題ありません。
反対にふたを開けて育てると、ホコリが入り水が汚れる可能性もあります。
また、虫が入るという危険もあります。
マリモの育て方!茶色くなったら?
水が汚れてしまうと茶色いアクがマリモについてしまいますたまってきます。
また、マリモ自身や容器のまわりにも「藻」が発生します。
時間がたつと取れにくくなってしまいます。
私の「マリモちゃん」も茶色っぽくなったのですが
マリモは枯れてくると茶色くなるようです。
色々調べてみたら茶色いのは「茶ゴケ」かもしれないとわかりました。
そこで、表面に付いた茶色いコケを歯ブラシでそっとこすり落としました。
その後、水道水で優しく指を使ってもみ洗いました。
最後は手の平でコロコロ丸めるように形を整えてから、きれいな水に戻しました。
今では元気な緑のマリモとして癒してくれています♪
マリモは、サッカーボールと同じで中がありません。
強く推すと壊れてしまうので、優しく洗ってあげてくださいね。
マリモが変だと感じたた時
まりもの色はきれいな緑色です。
もし、白っぽくなってしまった時に考えられるのは「光の当たり過ぎ」です。
黒っぽくなってきた場合は、腐ってしまったり雑藻が発生したことが考えられます。
また、ずっと浮かんだままの場合は、まりもの内部に異常が生じていたり、まわりに雑藻が発生の可能性があります。
マリモは小さな藻の集合体で球状をつくっていますので、駄目になった箇所を取り除いたり、雑藻を取り除いてあげることで復活の可能性もあります。
他にも、家庭では水流がない環境ですから球がゆるんで割れてしまうこともあります。
丁寧に丸めてあげるか、割れてしまったマリモを小さく分けるというのもひとつの手です。
他のと一緒でもいい?
マリモは可愛い球状の「藻」ですね。
だったら水槽で育ててる、金魚や熱帯魚などと一緒にしてもいいんじゃないかしら?
むしろその方が絵的にもステキだし・・・と思われるかもしれませんが
食草魚にとってはマリモはごちそうとしか見られません。
あっ!という間に魚はマリモを食してしまいますので、とっても危険!
一緒にはしない方がいいですね。
では、水草はどうでしょうか?
マリモは普通の植物が必要とする栄養も嫌いです。
マリモが好きな環境では水草にには栄養不足です。
水草の好きな環境にすれば、マリモに別の藻が付いてしまいます。
マリモはきれいで栄養もないような場所で、ひっそり生きてきた植物です。
人間が寂しいと思うほどマリモは感じていませんので、マリモだけで育てられることをおすすめします。
マリモの不思議?
マリモは不思議な形で、動物のようでもあり昆虫みたいですね。
でも、藻ですから手も足もそして口もありません。
だから動きませんし、鳴き声すらありません。
植物なのですから当然ですが、他の草木のように花が咲くというわけでもありません。
ただただ、ジィ~っとしているだけの「静かな生き物」ですが、その魅力は不思議と癒されるという点です。
では、食べられるのでしょうか?
マリモには特別毒があるわけではありません。
だから食べられないというわけだはありませんが、きれいな水で育つとはいっても、様々な微生物を持つ可能性があります。
食べない方がいいと思います。
それよりもマリモを食べるなんてかわいそうではありませんか?
■まとめ:
マリモの育て方で、一番大事なことは、それは「水の管理」につきますね。
また、水替えする時に、マリモを洗ってあげるとなお良いでしょう。
直射日光を避け、涼しい環境を保ってください。
特別なことは何もありません。
後は、いつも目の届くところにおいて、癒し効果を実感しながら楽しんでください。
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