強い殺菌作用があり
様々な怪我や病気に対して
効果があるとされているプロポリス。
癌に対しても効果あり、
とする報告があります。
はちみつや
ローヤルゼリーなど
ミツバチがもたらしてくれる
天然の健康・美容食材として
注目度も高いですね。
ところが
実は落とし穴があるのです。
天然のものだから身体にいいことばかり
と考えてしまいますが、
そういうわけにはいかないのです。
基本的にプロポリスには
副作用はないとされていますが、
過度に摂取したり使う人の体質によっては
マイナスの影響があります。
プロポリスには
様々な成分が含まれているので
体質によっては
アレルギーを起こしたり
することがあります。
はちみつアレルギーの人や
ハチに刺されたことがある人などは
アレルギー反応が出やすいと
言われているのです。
プロポリスの効果は
プロポリスが効くとされている
疾患には実に様々なものがあります。
口臭や口内炎などから
鼻炎・花粉症・
眼精疲労・ものもらい・結膜炎
火傷・切り傷・しもやけ
湿疹・水虫・あせも
などの
誰でも悩むことのあるような
身体のトラブルの
大半をカバーしているといえます。
もちろん
もっと「病気らしい」
消化器系・呼吸器系の病気
腰痛・リウマチなど関節の問題から
風邪やインフルエンザ、
生理痛や更年期障害などにも
効果があるとされています。
強力な
抗菌・殺菌・抗ウィルス作用のため
人工的な抗生物質を受け付けない
微生物に対しても
効果があるとされています。
最近の研究では
癌に対する効果が注目されているのです。
現在の癌治療では
外科的手術・
化学療法・
放射線治療法などが
主流です。
残念ながら
手術では全てのがん細胞を
除去するのが難しい場合があったり
化学療法や
放射線治療では
がん細胞のまわりの
健康な細胞まで破壊されてしまう
というマイナス面があります。
プロポリスの
免疫力をアップさせる効果や
強い抗酸化力を利用することにより
「免疫療法」という
新しい治療法のために
注目されているのです。
この他
美容効果としての
抗酸化作用や
発毛促進作用や
白髪を黒くする作用がある事なども
研究されています。
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プロポリスの副作用について
□子供の場合
動悸・喘息・胃痛・下痢
湿疹・皮膚・肝障害などは
自己免疫疾患への影響は
プロポリスは
はちみつと同じように
一歳未満の子供に対しては
与えてはいけないものです。
一歳以上になっても
子供には与えるべきではない
という説や
「子供用のプロポリス」として
販売されているものや
キャンディーならOK
という説がいろいろとあります。
ただ
子供の利用については
身体のサイズが小さいために
プロポリスの影響を
大人に比べてより強く受ける可能性は
否定することはできません。
下痢・皮膚のかぶれや湿疹
アレルギー反応に伴う症状や
花粉症のある子供であれば
そのアレルギー反応を起こす
可能性もあります。
子供にプロポリスを与える場合は
アレルギーの有無を充分に確認のうえ
必要であれば医師に相談するなどして
よく注意しましょう。
妊婦の場合は
お母さんが大丈夫でも
胎児にアレルギーがあったり
ということもあります。
また妊娠中や授乳中の
プロポリス摂取に対する影響の
研究結果は現在充分とはいえません。
妊娠中や授乳中の人は
摂取を控えたほうがいいようです。
プロポリスは
喘息の咳による喉の痛みを
軽減するために役に立ちます。
その他に
喘息の原因のひとつであるといわれる
活性酸素の働きを抑える効果のために
喘息にもいい、とされています。
ところが反対に
なんらかのアレルギーを持っている場合
アレルギー反応により
喘息の症状がよりひどくなってしまう
ということもあるのです。
反応は「人それぞれ」なので
喘息を持っている人が
摂取して症状が改善する場合と
悪化してしまう場合があります。
喘息の人が使用を考える場合は
パッチテストをしたりして
アレルギー反応が出ないか
充分確認してからにしましょう。
ストレスによる胃痛や
ピロリ菌による胃潰瘍や胃炎は
プロポリスの利用で
症状が改善することがあります。
一方で
プロポリスを使用し始めてから
胃痛が起きるようになった、
動悸が激しくなった
ということがあります。
これは「好転反応」といって
体内から毒素を排出し
よい状態に向けて変化するときに
起こる反応だそうです。
下痢や発熱・頭痛などの症状が
起こることもあります。
好転反応によるものである場合
症状はだんだん治まってくるのが
普通です。
でも
湿疹や皮膚のかゆみなどの症状が
出てきた場合は
アレルギー反応の可能性が高いので
使用を中止して
医師に相談しましょう。
プロポリスの使用により
肝障害が出た、
という報告があります。
プロポリスの使用で
自己免疫疾患になる
という噂もあります。
自己免疫疾患とは
免疫作用の乱れにより
外部からの侵入物と
もともと体内にあるものの
区別がつかなくなって
免疫反応が出てしまうことにより
起きてくる症状のことです。
プロポリスを摂取することにより
免疫力が高まりすぎて
自己免疫疾患になるのでは、
という考え方です。
プロポリスには
免疫力向上の効果がありますが
同時に
免疫力のバランスをとる
という作用もあります。
そのために
プロポリスを使うことで
自己免疫疾患になるということは
ありません。
それでも
身体のかゆみなど
アレルギーの症状が出て
ストレスを強く感じてしまう
ということで
自己免疫疾患に影響が出る
ということも考えられます。
本来はプロポリスは
肝臓にもいい影響があるもの
なのですが、
アレルギー反応として
肝障害を起こす場合があるのです。
様々な成分が含まれているということは
アレルゲンとなる要素を含んでいる
という可能性も大きくなります。
蜂アレルギーなどの人も
当然プロポリスによる
アレルギー反応に注意しなければなりません。
今までに
アレルギーの症状を
起こしたことが無いという人も
初めてプロポリスを使う場合は
少量から始めて
様子をみながらにしてください。
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プロポリスの副作用による後遺症について
プロポリスの
「副作用」と言われるものには
大きくわけて2種類あります。
ひとつは効果が出始めているという
「好転反応」といわれているものです。
もうひとつは
アレルギー反応によるものです。
このうち
好転反応は
やがて治まってくるものですが、
アレルギー反応は
「身体に合いません」
という反応ですから
当然「慣れれば治まる」
というものではありません。
プロポリスの副作用で
後遺症が残っているというものは
このアレルギー反応による症状
ということになります。
普通は
最初にアレルギー反応がでたときに
医師の診断を受けて
摂取をやめるものです。
プロポリスの
「副作用」についての報告は
たくさんあります。
でも私が調べてみた中で
「後遺症が残っている」という例は
見当たりませんでした。
身体に合わないということが
分かった時点で
使用をやめているからだと思います。
ひとつだけ見つかった例では
アレルギー反応がひどくて
入院したものの
退院後、またポロポリスを使用して
症状が重篤になったというものでした。
アレルギー反応は
症状がひどくなると
命に関わる場合もあることは
よく知られています。
プロポリスは天然の産物ですし
素晴らしい効果もたくさんあります。
それだけに
一度のチャレンジでダメでも
続けたいということはあるかもしれません。
けれども
ひどいアレルギー反応は
非常に危険です。
後遺症が残っても
とてもつらいものですし、
命を失っては本末転倒です。
くれぐれも
「まずは少量から試す」
「アレルギーのような反応が出れば
すぐに使用をやめる・
ひどい場合には医師の診断を仰ぐ」
「持病のある人は
医師に相談してから使う」
などを心がけてください。
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