ジャガイモの種類や特徴・用途による違いは?サラダやカレーには?

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じゃがいもの種類や見分け方、
特徴を知って美味しく食べよう!

ジャガイモ

じゃがいもといえば北海道と思う方も多いと思いますが、
その生産量は全国シェアの76%~95%と言われています。

これは北海道の気候がじゃがいもに適しているからです。
最近では北海道で生産されたじゃがいもも
運送業の運送技術の発達によって
全国各地に素早くいい状態で届けることが可能になりました。

そのおかげでスーパーにも様々な品種のじゃがいもが
並ぶようになりつつあることを知っていますか?

流行りのお取り寄せなどでも、
気軽に野菜も取り寄せることが出来るようになりましたね。
それぞれに特徴があって、
どう使うかで美味しさも変わってきます。
そんなじゃがいもの種類と特徴、その見分け方、料理の用途や
種類によってどんな料理に向いているかをご紹介します。

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じゃがいもの種類や特徴

世界各国には様々な種類のじゃがいもが存在します。
皮の色で分類すると、赤、茶、紫の3種類に分けられます。

茶色の品種は食感や味を楽しむ料理に向いていて、
赤の品種はそれに加えて色も楽しむことも出来ます。
紫色はお菓子など見た目を楽しむ用途に向いています。

それぞれ少しずつ違いのあるじゃがいもですが、
どのじゃがいもにも共通していえるのは、
摂れたての状態はさっぱりとした味
冷暗所で保存すると、熟成して甘みが増すという特徴があります。

いろんな種類のじゃがいもを見分けて、
料理に合わせて熟成度を選ぶのも上手に使うコツの一つです。

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ジャガイモの料理の用途と種類の違いは?

皮が赤色のじゃがいも

インカのひとみ

加熱すると橙黄色で色鮮やかになります。
粉ふき芋やじゃがバターなどに向く品種です。 

・インカレッド   

皮が濃いピンクでポタージュにすると淡いピンク色になります。
見た目を楽しむ品種です。

・アイノアカ

煮崩れしにくく煮込み料理に向いています。
火の通りが早くて調理しやすい特徴があります。

・花標津

煮崩れが少なく、
甘みの強い品種。
加熱すると綺麗な黄色になってほくほくになるので
味噌汁や煮物に向いています。

・ベニアカリ

皮がむきやすく色が変わりにくいので、
コロッケやマッシュポテト、
パンケーキに向いています。

・ノーザンルビー

熟成されると極甘になり、
特徴でもあるピンク色を生かしたお菓子や料理に向いています。

皮が茶色のじゃがいも

・キタアカリ

全国各地で売られている有名な品種。
加熱すると崩れやすいので火加減に気をつけて調理しましょう。
ビタミンCの含有率が高いヘルシーな品種です。
じゃがバターにするのが向いています。

・こがね丸

煮崩れしにくく煮物に向く品種。
油との相性がいいのでフライドポテトや
ジャーマンポテトに向いています。

・とうや

でんぷんが少なめでカロリーが低く、
ビタミンCが豊富なヘルシーな品種です。
皮をむいても変色しにくく、
加熱しても煮崩れしにくいので煮込み料理に向いています。
加熱後時間がたっても固くなりにくいので
常備菜などに向いています。

・シンシア

癖がなく煮崩れしにくく味が染みやすいので
おでんなどの煮込み料理に向いています。
剥いたときの変色も少なくて、
どんな料理でも美味しく出来る万能選手です。

・メークイン

煮崩れしにくく、
煮込み料理に向いている品種です。
熟成すると濃厚な甘みが出ます。

・男爵

色白でサッパリとした粉質が特徴で熟成しても粉質のままです。
マッシュしてサラダなどに向いています。

皮が紫色のじゃがいも

・デストロイヤー

正式な名前を「グラウンド・ペチカ」と言います。
じゃがいもとさつまいもを掛け合わせたような紫色の品種。
さつまいも、栗、じゃがいもを合わせたような味と食感で火が通りやすく、
よく味が染みて煮崩れしにくい特徴があります。

・キタムラサキ

熟成させると甘くなります。
サラダや芋団子など色を生かした料理に向いています。

・シャドークイーン

皮も中身も濃い紫色でインパクトのある品種です。
他のじゃがいもと組み合わせて
色の対比を楽しむコロコロサラダや、
ポテトチップスに向いています。
アントシアニンを多く含んでいる品種です。

・たわらむらさき

皮が紫色の2011年の新品種です。
粉質感があるホクホクした品種です。
ポテトサラダに向いています。
摂れたてはさっぱり、熟成させると甘みが増します。

カレーライスやサラダに使うじゃがいもの種類はどれが美味しい?

それでは実際に家庭料理の定番である、
カレーライスやサラダに使うじゃがいもは
どんな品種がピッタリ合って美味しくなるのかをご紹介します。

カレーライスには煮崩れしにくく、
質感は粘質のじゃがいもが向いています。

一番手に入りやすく、調理しやすいのはメークインですが、
他にも、とうや、シンシア、アイノアカなどが向いています。

この中でも、煮崩れしにくく加熱してから
時間がたっても固くなりにくい特徴のあるとうやは
カレーなどの煮込んで
翌日も食べたりする機会の多い料理に向いています。

サラダには、手に入りやすい品種を選ぶと男爵が向いていますが
色を楽しむ用途も加えるとデストロイヤーがお勧めです。

2000年に品種登録された比較的新しい品種なので
簡単に手に入らないかもしれませんが、
もし出会えたら、是非使ってみてください。

ポテトサラダにすると、ワンランクUPした美味しさが楽しめます。
加熱すると色も少し黄色味を帯びるので、
見た目もさらに美味しそうに見えます。
さつまいもや栗に似た甘みがあるので、
味付けもシンプルな方が美味しさが引き立ちます。
デストロイヤーが手に入らない時は、
シャドークイーンも見た目もきれいでお勧めです。

 

じゃがいもの種類は本当にたくさんあります。
ここで紹介したものはごく一部で
もっと他にも素晴らしい品種があります。
スーパーに行けばほぼ売っているであろう、
男爵やメークインに加え
これからはいろんな品種のじゃがいもが
出回る機会が増えるかもしれません。
それぞれの特徴にあった料理が出来ると
より楽しむことが出来ますね。

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