よく知られたハーブひとつ、レモングラス。
名前どおりレモンのような香りが甘さも感じさせる爽やかなハーブです。
定番のハーブティーとしてはもちろん、またトムヤムクンに代表されるように、
アジアでは茎元の白い部分を炒め物やスープ、カレーなどの
香り付けとして使われています。
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レモングラスにはどんな効能があるの?
レモングラスには抗菌や殺菌の作用があります。
また呼吸器系に働きかけるので風邪や気管支炎などの予防・改善の効果が期待できます。
体への効能としては、食欲増進や消化不良の改善、整腸作用などがあります。
また、鎮痛作用もあるとされ、肩こりや筋肉痛、腰痛などに効きます。
インフルエンザや下痢にも有効とされています。
レモングラスの特徴でもある香りはアロマテラピーとしてもよく用いられます。
鎮静作用によるリラックス効果とともに適度に落ち着きを与え、
刺激作用もあるので活力や集中力を高める効能があります。
また、防虫作用もあるので、蚊などの、虫除けスプレーや
衣類用のダニ防虫剤などにも使われています。
レモングラスの精油は室内の消臭効果に優れています。
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レモングラスのハーブティーの特徴は?どんな効能があるの?
レモングラスのハーブティーは
爽やかな香りとほのかさな甘みが特徴です。
朝の目覚めの一杯として飲むと、
すっきりと目覚めることができます。
血行改善や貧血に効果があるので、
朝が弱い人には特におすすめです。
レモングラスは消化促進の効能があるので、
食事時にハーブティーとして飲むのは最適です。
食後に飲むと胃腸を整える作用もあるので、
食べ過ぎによる胃もたれの解消やお腹のガス抜きを助けます。
ハーブティーにすることで特に芳香性が高くなるので、
アロマ効果であるリラックス効果や精神回復が見込めます。
女性に嬉しい美容効果もあります。
肌にハリを与えたり、皮脂分泌を整える効能もあります。
足のむくみの改善にも有効です。
ハーブには妊婦さんに良くないものもあると聞くけれど、レモングラスは?
ハーブはお茶としてアロマとしてと、
さまざま効果・効能や香りを楽しんだりと楽しみやすいものです。
しかし、ハーブには妊婦さんに一部良くないものもあると言いますが、レモングラスは
どうなのでしょうか?
妊婦さんもリフレッシュやリラックスしたくなったりするときに、
カフェインも含まれないのでレモングラスのハーブティーを
飲みたくなるかもしれません。
ですが、妊娠初期には控えたほうが良いとされています。
レモングラスには子宮を収縮させる効能があるためです。
子宮出血、早産・流産の可能性が高まります。
多量摂取すると症状を引き起こす可能性が高くなる、ということです。
ですから、ストレスになるほど神経質になる必要はありませんが、
できるだけ避けたいところです。
またレモングラスのアロマオイルは刺激が強いので、
肌が敏感になる妊娠中は肌に直接つけるマッサージに使用するのも
控えたほうが良さそうです。