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ヒステリーとは?原因や症状・治療は?

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ヒステリー

ヒステリーと言えば=女性を思う方が多いのではないでしょうか?

「カーッと頭に血がのぼり怒り出した!」
「興奮してわめき散らす!」
などの症状は確かに女性に多いかもしれませんね。

ではなぜ女性に多いのか?
ヒステリーについて分からないことが多く、本人だけでなく周りの人も戸惑ってしまいますね。
今回は、ヒステリーの特徴的なことや、原因と症状そして治療法をご紹介します。

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目次

ヒステリーとは?

ヒステリーとは精神医学的には、「転換症状」と「解離症状」のある精神障害のことです。
そもそもこの「ヒステリー」という言葉は、古典ギリシア語における「子宮」を意味します。

キリスト教では、女性が自ら性行為を望むこと自体を、異常行動とさてていたため、
欲求不満=ヒステリー⇒精神病とされていました。

現在は医学も進歩し、精神医学において神経症の一つとされています。
そして、神経症とは「恐怖症」「トラウマ」「強迫症」「パニック障害」などといった、精神障害の一つです。

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ヒステリーの症状とは?

では、どんな症状が起こるのでしょうか?
・すごく短気になる。
・怒り出してたら止まらず、どんどんエスカレートしてしまう。
・興奮がますます増長し、自分で感情をコントロールすることができない。

精神医学界では、ヒステリーは大きく2つの症状に分けられるようです。

①転換性障害
心にストレスを抱え込むと、その葛藤が身体的にまで症状として転換されたものです。

身体が麻痺やけいれんを起こすことがあります(症状は一部、全体とある)
失声、視野狭窄などの症状が出ることもあります。

②解離性障害

自分自身を理解できなくなったり、また多数の自分を持ったりする病気で、
意識が解離し、別人格に見える精神の機能障害です。

他にも「健忘」や「もうろう状態」も起こります。

解離は防御本能ともいわれ、トラウマなどから心を守るためためとも言われています。

転換性障害とは?

自分の無意識のうちに、ストレスが身体の症状へと転換される病気です。
この病気は、患者さんにとっては症状があるですが、検査をしてもその病気は見つからず、
病気としては特に見つからないのです。

ストレスがたまった時、吐き気や頭痛を感じたことがある人はいると思います。
実際、私もパソコンに向き合い長時間仕事していると、気分が悪くなることがあります。
また、悩み事があって考えすぎると頭痛に見舞われることも、しばしばあります。

そんな軽度の症状は、3人に1人はあるとも言われています。

抑圧されたストレスが表面化したもので、性格的な傾向や育った環境も含め、「ストレスなどが原因」と
考えられます。

・臓器症状:喉に違和感、吐き気、といった症状
・感覚欠落症状:手の感覚や、耳が聞こえない、といった症状
・運動症状:声が出なくなる、痙攣、といった症状

など、人により様々な症状が見られるのですが、本人にしかわからず医学的な説明が出来ません。

解離性障害とは?

解離性障害には様々な症状があります。

・解離性健忘:ストレスが強くかかったため、自身の記憶が酷くなった状態。
・解離性遁走:突然、家庭や職場などから放浪してしまい、その間の記憶がくなってしまった症状。
・解離性同一障害:多重人格と言われる症状で、複数の人格が本人一人に存在し、それぞれの人格の行動が行われる症状。
・離人症性障害:自分の精神が体から遊離し、自分自身を見つめるように感じるような体験をする症状。
・解離性昏迷:運動、発語、光や音や接触することなどが、あまり感じなかったり、またない場合。静止状態や呼吸機能は安定している。
・トランス:通常とは異なった意識に陥り、身辺の状況が狭まり意識状態が一時的に普通でなくなる状態。
・憑依(ひょうい)障害:霊や神などに取り付かれている思う症状。
・解離性運動障害:運動能力が失われ、介助を必要となる症状。
・解離性知覚麻痺:皮膚感覚や視覚・聴覚・嗅覚が麻痺したりする症状。
・解離性転換障害:体と心が離れたような状態で、自分の行動記憶がなくなったり、突然昏睡状態に陥る。

ヒステリーの症状の原因は?遺伝?性格?

ヒステリーの原因とは人それぞれなですが、おおよそ2つに分けられるようです。

①人に愛されたい感情
女性には、「愛されたい」とか「大事にしてほしい」という感情がありますね。
これの思いは女性なら誰でもがある感情です。

ヒステリーを発祥しやすい女性とは、この感情が強いのです。
特に男性からこれらの感情を受けられないと「どうして!」とヒステリー状態になってしまいます。

②毎月の生理からくるイライラ感

生理の10日~3日前(人により違いがあります)に起こりやすくなります。
これは生理前になると「女性ホルモンのバランス」が崩れるからです。
しかしこれは女性の生理的な問題ですから、どうしようありませんね。

生理以外にも、更年期間近の女性には「更年期障害」が原因の場合もあります。

ヒステリーは遺伝するの?

医学的には、ヒステリーは、機能障害ですから障害の遺伝ということはありません。
しかし、気質は遺伝的な要素もあります。
一番関係があるのは「環境的要因」と言われています。

そして、周りや身内にヒステリーが頻繁に起きるというような人がいる場合には、
自分自身のストレス問題などを、ヒステリー症状で発散してしまうという可能性もあるようです。

ヒステリーの症状の治療は?

ヒステリーの治療とは、短期的改善は難しい病気です。
辛抱強く患者と医師とで、取り組まなければならないでしょう。

患者の性格などをよく見極め、患者の過去にあるだろうトラウマなども考えに入れ、薬物も使用しながら現在の環境調整も改善する必要性があります。
ヒステリーには特効薬はありませんが、治療方法もかなり確立されていますので、
過度に落ち込まないでも大丈夫です。

専門医に相談ながら、ゆっくりと治療を進めましょう。

■まとめ:
ヒステリーに対して「厄介だ!」と思う男性もいらっしゃるかもしれません。

現代社会で「ストレスをゼロ」にはできませんね。
そんな状況下で、ストレスに耐えられなくても決して恥ずかしいことではありません。

ヒステリーも表現方法の一つです。
自分を責めたりせず、自分のペースでゆっくりと改善して行くことが大切だと私は思っています。

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