秋から冬に旬を迎えるレンコンは、煮物や天ぷらなどが美味しい食材ですね。
その他にもはさみ揚げや肉詰めなど工夫次第でお弁当の
おかずとしても使うことができます。
このページでは、レンコンの保存方法についてご紹介します。
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レンコンの主な栄養素はでんぷん(糖質)なので、
エネルギー源として身体を温めてくれる食材です。
注目すべきなのは鉄分の吸収を助けてくれる
ビタミンB12が含まれていることです。
その他に血をつくるために必用なB6も含まれているのです。
貧血気味の人は積極的に採りたいですね。
肝臓の働きも助けてくれるので、
お酒を飲むことの多い人にもお勧めですよ。
もちろん食物繊維もたくさん含まれています。
レンコンを切ると糸を引きますが、これはムチンというものでタンパク質や脂肪の消化を促進してくれます。
滋養強壮も期待できます。
レンコンの保存方法と保存期間・常温と冷凍
レンコンの保存方法のポイントは「乾燥を防ぐこと」です。
レンコンはもともと水の中で栽培されていますから、乾燥を嫌います。
一節丸ごとのもので、泥がついたままのものは1週間程度なら常温で保存できます。
泥を落とさず・新聞紙でくるみ、冷暗所で保存します。
カットしているもの(レンコンの穴が見えている状態)で泥がついていないものは2,3日の保存期間になります。
切り口が乾燥しないようにしっかりとラップでフタをします。
冷蔵庫で保存する場合は濡らした新聞紙でくるんでビニール袋などに入れてから野菜室に入れます。
レンコンは冷凍保存もできます。
この場合はあらかじめ調理にあわせた大きさにカットしてから密封容器・袋で冷凍しましょう。
使うときには食感が悪くなることを防ぐために解凍せずにそのまま加熱調理します。
冷凍保存の場合には保存期間は約1ヶ月ほどもちます。
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お酢を使うレンコンの保存方法
保存するときに酢水につけておくと変色を防ぐことができます。
また、ムチンの粘りを抑えることにもなりシャキシャキとした食感が楽しめます。
水でもOKですが、このときには食感がモチモチしたものになります。
酢水は薄いもので大丈夫です。
水500mlにお酢小さじ1杯が目安となります。
1,2日に1度水を交換するようにしましょう。
水の量はレンコンがしっかりと浸かるくらいまでにすることが大切です。
冷蔵庫に入れてだいたい4~5日程度の保存が可能です。
もっと長く保存する場合は酢水に3分ほどつけたあと、しっかりと水気をふき取ってから冷凍します。
1リットルの水にレモン1個分を絞ってその水を使うという方法もあります。
これはレンコンが変色してしまったときにもお勧めです。
30分ほどで真っ白に戻ります。
切ったレンコンの保存方法と保存期間
切ってしまったレンコンはかぶるくらいの水に入れ、
乾燥しないように密封容器にいれて冷蔵庫で保存するのが簡単です。
皮をむいてしまっていてもこの方法で保存することができます。
約4,5日保存することができます。
料理の準備で切ったけれど、使い残ってしまったという場合もありますね。
調理してしまうという方法も「あり」だと思います。
簡単メニューをご紹介しましょう。
冷蔵庫で3,4日程度を目安に保存できます。
1.フライパンに多めの油を引き、切ったレンコンを焼く。
きれいな焦げ目がついたら取り出して塩・(お好みで七味など)をかける。
これはお酒のアテにもなります。
2.レンコンに人参・ベーコンなどを加えて炒め、火が通ったらめんつゆをまわしかけて味付けする。
お弁当のおかずにもなります。