皆さまはマスカットはお好きですか?
マスカットといえば、
マスカット・オブ・アレキサンドリアですね。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、
マスカットは薄緑色のものだけでなく、
白色から黒色に近いものもあります。
さまざまな品種があるのですね。
もともとは地中海地方発祥の果物だったようです。
果物として食べなくても、ワインの原材料でもありますから、
私たちも当たり前のように口にしていますね。
そのマスカットにはどういう栄養成分が含まれ、
どういう効能があるのでしょうか?
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マスカットの栄養成分と、その他のぶどうとの比較
マスカットひと房分に含まれる栄養価は、
ブドウ糖、銅、
カリウム、ビタミンB1、
ビタミンB6、マンガンなどで、
糖分がやや多めになっています。
果肉にはアミノ酸も含まれており、
バランスよく栄養分が含まれている果物であるようです。
これこそが、「果物の女王」と呼ばれている所以でしょう。
マスカット以外のブドウでは、
たとえばピオーネにはアントシアニン、リベラトール、カリウムが含まれています。
こちらは、視力回復、高血圧、がんに効くようです。
マスカットも視力回復に効きますが、
マスカットは豊富に含まれるポリフェノールにより、
美容効果の高い、女性向けの果物といえるでしょう。
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マスカットの効能は?
即効性としての効能としては、
消化吸収のよい果物なので、
糖分が多いこともあり、疲労回復に役立つようです。
またそのほかの効能としては、
特に種に、抗酸化作用のあるポリフェノールが
たっぷりと含まれています。
抗酸化作用とは、老化を防ぐ作用のことです。
血液をサラサラにし、がんなどの生活習慣病を防ぎ、
問題視されている認知症にも効果があると実証されているようです。
血行を改善してくれる効能もあるそうで、
年中冷えに悩む方にもよいかもしれませんね。
ヨーロッパでは昔には薬がわりに用いられていたようですよ。
マスカットのカロリーは?
マスカットは糖分がたくさん含まれるため、
他のブドウにくらべてカロリーが高めで、
ひと房180キロカロリーです。
けれど、これはコンビニおにぎり1個分。
カロリーが高いといっても、
それほど高いわけではないようですね。
おにぎり1個分のカロリーで、
血液をサラサラにしてくれて美肌に効果があるなんて、
うれしいですね。
2006年に新しく誕生したシャインマスカットは皮ごと食べられます。
種もありません。
こちらも同じマスカットなので、カロリーは同じくらい。
皮ごと食べられるので、
会社のお昼休憩に買ってきて、
給湯室で洗って、小腹が空いたときに
同僚と食べるのも良いかもしれませんね。