喉に痛みを感じる病気は、
風邪を筆頭にさまざまありますよね。
喉痛い=風邪?と思われる事がありますが、
長引いたりすると、あれ?とも思います。
今回は、喉の痛みと病気についてみて行こうと思います。
スポンサーリンク
喉が痛い病気、症状、病名は?白い場合、子供は?
喉が痛いというと、風邪の初め症状では
「急性咽頭炎」があがります。
喉のカサつきや違和感より痛みへと症状が進みます。
他に、口が開けにくくなり喉の周辺に、
白い苔の様なものが見える場合は、
高熱が出る「扁桃周囲膿腫」
扁桃周囲膿腫は酷くなると
入院が必要になるほど。
さらに悪化となると、
首に膿が溜まるといったことにも繋がり、
最悪な状況としては「急性咽頭骸炎」
気道の入口周辺が炎症し最悪窒息します。
抗生物質などで治るケースが多い様なので、
喉が痛いと軽く考えず、
病院での診察を受けるとよいでしょう。
また、子供に多い喉が痛い病気には、
細菌感染で起こる「溶連菌感染症」です。
溶連菌感染症の症状の始まり方は発熱・のどの痛み・咳、下痢嘔吐
α溶血とβ溶血と2種類あり、
さらにはA群、B群、C群、G群とあります。
90%はA群が多く、咽頭炎・扁桃炎、
赤い発疹を伴う猩紅熱といった病気を引き起こします。
他にも肺炎球菌や、インフルエンザ菌
などといったものがあります。
さらに「ヘルパンギーナ」という感染症もあり、
子供が主ですが、大人でも罹る喉の症状です。
白い水疱状が喉の周辺を覆う形になり、
突然の高熱、水疱が破裂すると口内炎の様な
腫瘍を伴い酷い痛みを伴います。
スポンサーリンク
咳、痰の症状を伴う、喉が痛い病気は?甲状腺やリンパ、癌は?
風邪でもないのに喉が痛む・・・
そうした場合に女性に多い病気として、
「パセドウ病」という甲状腺の病気があります。
甲状腺の肥大や下痢、食欲不振や
筋力の低下、落ち着きがなくなったり、
食べているのに痩せるといった症状があります。
他に喉が痛む病気は、
疲れやすく体重の増加、
喉の腫れや動作がゆっくりとなる「橋本病」
甲状腺に起きる癌として「甲状腺癌」
首に圧迫感や声のかすれ、呼吸困難や飲み込みにくさ
体重の減少、疲れやすいなどの症状があります。
咳が出て痰が出るなどといったものには、
風邪を筆頭に、咽頭アレルギーや、
インフルエンザ、気管支喘息や肺炎、後鼻漏などと広くあります。
喉が痛い病気、何科?
喉が痛い場合に病院へ行こう!
さて、何かに行くとよいでしょうか?
喉の痛みの状態によってもことなりますが、
喉自体が元である場合は耳鼻咽喉科が専門になりますが、
他に熱や倦怠感といった全身症状がある場合、
風邪などは内科になります。
ただ、甲状腺など考えられる場合には、
甲状腺専門の方がよい場合も。
判断が付かない場合は、内科か耳鼻咽喉科、
いずれかで診てもらい、
必要な時にはその時々で罹る専門科を変えると良いでしょう。
総合病院であれば、連携しているので、
何かがあれば専門科へとすぐに回してもらえますね。