妊婦さんは何かと体に不調を訴えるもの。
中でも身近な「下痢」
妊婦さんではなくても起こしやすいものですが、
心配ですよね?
妊婦さんの下痢について、
他の症状に分けて見て行きたいと思います。
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妊婦と下痢、初期では?食あたり、吐き気、胃痛は?
妊娠初期で起こる下痢の原因は、
「プロゲステロン」妊娠によって分泌される
ホルモンにより腸の運動を抑制し、
腸内の水分が少なくなってしまう事から
起きる事が多い様です。
妊娠すると胃腸の働きが弱まるため、
油っこいものなどで消化不良を起こし、
下痢になることがあります。
初期だとつわりによって、
つい冷たい食べ物が食べやすく多く食べることで
吐き気や冷えによる腰痛、胃痛、腹痛によって下痢を引き起こします。
妊娠中の食事は脂っこい物や消化の悪いもの、
冷た過ぎるものなどは注意しましょう。
また、妊娠中の貧血対策として鉄剤を飲む事でも
下痢を起こすので医師への相談をするとよいでしょう。
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妊娠と下痢、中期は?流産、腹痛や出血、便秘や発熱は?
妊娠5ヶ月~7ヶ月の中期に見られる下痢症状、
お腹が大きくなるにつれて便秘や貧血、頭痛やめまいなど、
症状に悩まされることはつきない物です。
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中期の場合の下痢で1日に何度も水の様に出る場合は、
注意が必要!
腸の動き過ぎにより、お腹が張りやすく、
子宮口が開きやすくなる可能性が高いです。
さらに、食物繊維を摂り過ぎて
便秘が治ったと思ったらまた下痢を繰り返します。
これも主にホルモンのバランスが崩れると
くり返してしまうので辛いところ。
早めに医師への相談をしたほうが良いでしょう。
また、この時期の下痢とともに注意したいのが、
出血、さらに下っ腹が痛むといった症状。
鮮血とともにその後、茶色の血液が続いたり、
吐き気があるなど繰り返す事があります。
切迫流産や切迫早産といった傾向があり、
出来るだけ早めに医師の診断を受けた方が無難です。
病院へ行った後も出血量が増える様であれば、
緊急でも病院へ行った方がよいでしょう。
妊婦の下痢、後期では?薬は?下痢止めは?食事は?
妊娠中の下痢、後期ともなると中期よりも
さらにお腹も大きくなり身動きもなかなか
難しくストレスによって下痢を引き起こすこともあります。
後期はストレスを溜めない様な生活を心がけ、
ビタミンB、A、Eやカルシウム・鉄分などといった
食事を心がけて下痢対策を行いましょう。
また、後期であっても妊娠が始まったときから、
下痢と流産の心配は気になりますが、
後期ともなると直接的な影響はほぼ少なくなります。
しかし、あまりに酷く下痢が重症である場合には、
お腹の張りや子宮の収縮を引き起こすリスクという面では
ゼロではありません。
腹痛や嘔吐などを伴う場合には、
感染症などの影響も考えられるので初期~後期限らず
病院へすぐに行きましょう。
また、下痢止めについてですが、
市販薬は避け、飲んでもビオフェルミンなどの
整腸薬で様子を見てみましょう。
薬については処方薬を頂いた方が安心です。