気になる色素沈着はありませんか。
顔のニキビ跡や腋、
ビキニライン、足や髭剃り跡などどうでしょうか。
目の下にできるクマも、
睡眠不足が原因以外となる場合以外にも
色素沈着が考えられます。
少しでも目立たなくすることはできるのなら、
一体どんな方法があるのでしょうか。
色素沈着を治す方法にはどんなものがある?薬?皮膚科?
色素沈着に効果があるといわれているものには、
白色ワセリンやハイドロキノンなどがあります。
まず白色ワセリンですが、
皮膚科を受診しなくても、ドラッグストアで購入するこができます。
ワセリンには副作用がないと言われています。
しかし実は、
ワセリン自体に薬理効果がないため副作用もないのです。
ワセリンは
肌の表面から水分の蒸発を防ぐ為の保湿剤として使われるものです。
白色ワセリンは色素沈着に対して、
特に効果があるとはいえないようです。
ハイドロキノンは、
皮膚を漂白する作用があるといわれています。
2~5%の濃度で配合したクリームを、
ニキビ跡やシミの部分に塗ることで、
効果が期待できるといわれています。
厚生労働省により2%までの配合が許可されているので、
市販の化粧品にも含有されたものが一般に販売されていますが、
それ以上の高濃度のハイドロキノンは、
病院での処方薬となりますので、皮膚科などの受診が必要です。
ハイドロキノンには、
メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の働きを抑制し、
メラニン色素を作るメラノサイトという細胞を減少させるといった
効果があります。
この効果によってメラニン色素が薄くなるのです。
つまりハイドロキノンは、
しみの原因物質を減少させ、
メラニン色素をなくす漂白剤なのです。
人によってはかぶれて赤くなったり、
刺激を感じたりします。
このような場合は使用を中止し、
継続するか中止するかを医師に相談されてください。
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目元や顔、腋や背中や、おしり、デリケートゾーン、足の色素沈着を治すには?
カミソリやピンセットを使ったひげそりやムダ毛処理は、
継続して肌を傷つけてしまうので、
色素沈着は治りづらくなります。
腋や背中、
デリケートゾーンや足などにムダ毛処理が原因で、
毛穴が黒ずみ色素沈着を起こした場合は、
まずは保湿を心掛けてください。
おしりも、
下着などにより摩擦などの刺激が起こると、
メラニン色素を生成するため色素沈着を起こします。
顔のなかでも目元などは皮膚が薄い為、
紫外線の影響も大きく、
色素沈着が起こりやすい場所です。
これら場合、
ハイドロキノンを使用することで効果が期待できます。
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アトピーやニキビ跡の色素沈着を治すには?
色素沈着にはハイドロキノンが効果的といわれていますが、
これは表皮の色素沈着に対してのことです。
アトピーによる掻き毟りや、
悪化したニキビなど真皮に達した色素沈着は
自分で対処することが難しいといわれています。
このような場合は、
皮膚科や美容外科などの
専門の医療機関を受診され、
相談されることをお勧めします。
内服薬や外用薬の処方や、
症状によってはイオン導入
(微弱な電流でイオン化した美容液を肌の奥まで届ける方法)
など、様々な色素沈着の対処方法があります。