私たちが秋の時期に食すフルーツはなんといっても柿ですよね。
柿は品種もたくさんありますが、秋の味覚として私たちの食生活を満たしてくれる果物としてもとっても人気です。
幼少時代の頃、木に実っている柿を食べて楽しんだものです。
そんな時期を思い出しながら、柿を知っていこうと思います。
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日本の柿の種類は?
日本で生産されている柿の種類はなんと1000種類以上の品種があるとされています。
私も初めて知りました。
しかし、柿にも甘いものと渋いものがあります。
じつは、私たちが普段から呼んでいる渋柿は、不完全甘柿と呼ばれるものであって、私たちが食べている柿は甘柿というものです。
しかし、甘柿は、20種類ほどしかないのです。
数多くの柿は渋柿だということです。
私も小さい時にとって食べてしまった柿はみごとに渋柿でした。
柿には、富有柿と次郎柿という二種類に大きく分かれます。
富有柿は果肉が柔らかくて、次郎柿は果肉が硬いのが特徴的です。
個人的には硬い柿が好きなので、次郎柿がおすすめです。
何気なく食べている柿だったけれど、知ってみると本当に興味深い果物だと思います。
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大きい柿と小さい柿の種類と特徴
さて、柿といっても大きいものと小さいものがありますよね。
これもまた品種による特徴だと思います。
大きい柿は巨柿といって、希少価値の柿とも言えます。
収穫時期に一個有るかないかの非常に珍しいものだそうですよ。
小さい柿は姫柿と呼ばれており、普通の柿よりも葉も実も小さいのが特徴です。
沢山実がなってしまったら、悪そうな小さな実を摘まなければいけないので、結構栽培するのにも大変な柿の種類です。
柿八年というフレーズが有名な日本。栽培だって時間がかかります。
毎年食べている私たちだけれど、実は苦労して作られているんですよね。
ちなみに、一番生産量が多いのは和歌山県ですね。
干し柿は中国で約3000年も前から存在していたようです。
つまり、もともと中国から渡来した果物と言えます。
ちなみに、柿の栄養成分とカロリーは?というページも書いていますので、参考にどうぞ。
美味しい柿の種類と特徴
日本で美味しい柿の厳選は難しいです。なにせ上でも書いたように柿の種類って山ほどあるので、硬めが好きか柔らかめが好きか?大きさはどれくらいのがいいかなど、どの特徴の柿が美味しく感じるかっていうのが個人差があると思います。
おすすめは私個人の意見ですが、奈良県産で栽培している刀根早生柿です。
収穫すると渋柿なのが特徴なのですが、渋抜きをすると、とても甘くて果肉も硬すぎず、柔らかすぎないのが刀根早生柿の特徴です。
そしてもう一つ、特徴としては四角く、種がないのです。
食べやすくてとっても美味しいです。
収穫時期としては、9月から10月が豊作です。
そして、干し柿に使われる渋柿の品種では、蜂屋柿と言われるものが美味しいですね。
ただ高級品という感じなので、お歳暮や贈答品・ギフト品という感じで自分で食べるには値段が高いなぁなんて感じます。
ちなみに、ころ柿という干し柿があるのですが、こちらは上級品として、干し柿の中の王様といってもいいほどです。
少し品種などにこだわって選んでみてはいかがでしょうか。
一般の干し柿はあんぽ柿と呼ばれるものなんですよ。
白っぽくなってるのが特徴です。