綺麗な鳴き声で風物詩でもある「鈴虫」
今では鈴虫の飼育キットとともに
売られているのを見かけますよね。
飼育はそれほど難しくなく、
手軽に育てられるペットとしてお子さんのいる
ご家庭でも人気があります。
鈴虫の飼育方法をご紹介しますので、
ぜひ、お家で鈴の音を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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鈴虫の飼育、飼い方・育て方は?コオロギは?
鈴の様な美しい音で鳴く虫として
人気のある鈴虫は、
虫は苦手という方でも鈴虫は大丈夫
という方も多いのではないでしょうか?
鈴虫はコオロギ科スズムシ亜種の1種で、
同じ育て方でコオロギも育てる事ができます。
身体が大きいのがオス、
華奢なのがメスで見分けができます。
飼育方法はすでにキットになっているものが簡単ですが、
1から揃えるのであれば蓋付きのプラスチックケース
よく虫を飼う際に観るあのケースです。
成虫で販売されている事が多く、
エサをきちんと与えれば2~3ヶ月程度楽しむ事ができます。
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鈴虫の飼育、土やエサは?温度や水、霧吹き?注意は?
鈴虫の飼育に必要なのは「土」です。
キットにあれば問題ありませんが、
用意が必要な場合には鈴虫専用の土、
もしくは園芸用の保水性を保てるピートモスを
4~6センチ程度敷きます。
薄いと産卵が出来なかったり失敗するので、
厚めに敷くことをおすすめします。
また、乾燥もしくは多湿にならない様な
適度な湿度も必要なので、霧吹きで水分を与えます。
オガグズなどを入れる方もおりますが、
コバエの発生に繋がるので必要ありません。
カビの発生が気になる様であれば霧吹きは辞め、
小さな容器にミズゴケを入れ水を浸した
水置き場を設置するとよいでしょう。
エサは1つ注意があります!
鈴虫やコオロギ専用がありますが、
人工飼料が植物性の物であった場合には
共食いが起きる事もあるので、
鰹節などを一緒に与えるのがおすすめです。
他にも串などにキュウリやナスの薄切りを
挿して与えますが痛みが早いので適度に交換します。
さらに隠れる場所を作ってあげる事も必要で、
小さめで使っていない植木鉢など横にしておけば
中にはいります。
鈴虫の飼育、卵は?
鈴虫は大概ペアで販売されていることが多く、
ペアリングが成功すると卵を産みつけます。
直径3ミリ程度の細長い卵を
お尻にある産卵管を土に挿して産みつけます。
1匹でおおよそ100~150個ほど産みつけ
まれにケースの断面から見えることもあります。
成虫は冬になると残念ながら死んでしまいますが、
生きた証に残った卵を大切に育てましょう。
乾燥を防止する為にケースと蓋の間に
保湿シートや新聞紙などを挟み込んでおきましょう。
また、越冬の際には土が凍らない様に注意します。