椅子に座ったときやズボンでこすれると、おしりが痛いということはありませんか?
鏡でおしりを見ると、おしりにブツブツができて、おしりニキビができている。
そんなおしりニキビは、早いうちに適正な治療をしないと、跡が残ってしまいますよ。
おしりニキビの対策と治し方をご紹介します。
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おしりニキビの症状と原因は?
おしりニキビは、一般的なニキビとニキビ以外のものがあります。
・ニキビ・・・毛穴の出口が塞がり、毛穴の中に皮脂が詰まってアクネ菌が増殖して炎症を起こすものです。
赤いブツブツや濃が溜まって黄ニキビ状態になります。
・アテローム(粉瘤)・・・半球状に盛り上がる黒ずみや赤いしこりで、数ミリから大きいものは数センチになります。
内部は角質や皮脂の老廃物が溜まって少しずつ大きくなり、炎症や感染を起こすと化膿して腫れあがり痛みが出てきます。
自然には治らないので、皮膚科などの病院の受診をすることをおすすめします。
・おでき・・・毛穴内の毛包や毛包周囲に細菌が侵入し、赤い炎症を起こすものです。
毛穴がある部位ならどこにでもできる可能性があります。
顔、胸、背中、おしりは特に発症しやすいと言われています。
おしりニキビの原因は、主に摩擦による刺激や蒸れによる細菌の繁殖があります。
ピチピチの下着やストッキング、ズボンやジーンズなどがおしりに摩擦刺激を与え、摩擦に対応して皮膚の角質が厚くなり、ターンオーバーの乱れが発生しニキビになるものです。
また、おしり周辺が蒸れることによって細菌が繁殖しやすくなり、さらにニキビの悪化を引き起こすと言われています。
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おしりニキビは自分で治せるの?市販薬はあるの?
おしりニキビが出来ても、ちょっと恥ずかしいので、直ぐに病院へ行く人は少ないと思います。
出来れば、市販薬で何とか治すことができないかと、市販薬で治療する人が多いでしょうね。
通常のニキビがおしりにできた場合は、リンデロンVG軟膏.12%が良く使用されています。
リンデロン軟膏は、炎症による腫れ、かゆみ、痛みを和らげ細菌感染やその恐れのある皮膚炎に適していると言われています。
抗炎症作用を持つステロイドと二次的な再婚感染を防ぐ、抗生物質が配合されているのが特徴です。
またニキビや吹き出物に良いペアアクネクリームなどは、毛穴の詰まりの抑制やアクネ菌の炎症を鎮める効果を持つと言われています。
それぞれお風呂上りなどの清潔な肌のときに、ニキビが出来ている部分に丁寧に塗ります。
薬を塗った後には、下着との摩擦をなるべく避けて、動き回らないで安静にします。
おしりニキビの治療方法は?病院ではどうするの?
おしりを見せるのが恥ずかしくない人や、ニキビなのか他の皮膚病なのか心配な人は、すぐ病院へ行きましょう。
その際は決して触らないで、皮膚科か形成外科で受診します。
主な治療法は、塗り薬や内服薬による治療ですが、当然市販薬より効果が違います。
初期状態であれば、色素沈着やニキビクレーターなどの跡を消すこともできます。
またニキビが市販薬などで症状が良くなれば良いですが、効果が見られない場合は、ニキビ以外の皮膚病の可能性もあります。
症状が重度であれば跡が残ることもあるので、早期の受診をおすすめします。
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