今まで雨が降っても何ともなかったのに、突然の雨漏りでびっくりしたことはありませんか。
とりあえず応急処置をしないと、業者に依頼するまでに室内がびしょびしょになってしまいますよね。
また、雨漏りする場所によって応急処置の仕方は変わってきます。
自分でできる雨漏りの応急処置の方法についてご紹介します。
雨漏りを発見したら、どうすると良いか?
雨漏りが起きたときは、とりあえず応急処置をして、被害を最小限に抑えることが最初にすることです。
雨漏りの時は原因究明も必要ですが、素人が屋根裏などを見てもよくわからないし、きちんと雨漏り対策をしないと、天井が落ちることや漏電などの恐れがあり、最悪の場合は電気がショートして火災を起こしてしまう可能性もあります。
DIYブームで雨漏り対策を自分でしようとする方もいますが、あくまでも自分でできるのは応急処置まで、本格的な雨漏り対策は早急に業者に依頼しましょう。
また、賃貸住宅の場合は応急処置以上のことは行わないで、大家さんや管理会社へ連絡してください。
マンションの場合は、共有部分や専有部分に分かれており、場所や原因によって誰が責任を持つか不明ということもあるので、速やかに管理組合や管理会社に連絡することをおすすめします。
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雨漏り箇所別の応急処置は?
水が漏ってくる箇所別の雨漏り対策には、主に次の方法があります。
・天井・・・水がポタポタ落ちるときは、シートを敷いた上にバケツなどを置いて床が濡れるのを防ぎます。
・窓・・・シートを敷き雑巾やタオルで水を吸い取るようにします。
・壁・・・外壁から雨漏りしているときは、ひび割れ個所や剥がれたコーキングに、コーキング剤を充填します。
内壁からの雨漏りはシミやカビが発生することがあるので、雑巾やカビ取り剤を使用して拭き取ります。
・屋根・・・破損している箇所に水が入らないように、シートで覆い水が入るのを防ぎます。
屋根に上がるのは、素人が作業するとバランスが崩し落下する危険があるので、なるべく業者に依頼する方がよいです。
・屋上・・・コンクリートのひび割れも簡単なものなら自分でできますが、大きなひび割れは業者に依頼します。
覆うことができれば、シートで覆いましょう。
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雨漏り応急処置用のグッズは?
普段から、雨漏り応急処置グッズを揃えておくのも対策の一つです。
・バケツ・・・水がポタポタ落ちてくるのを受けるには、ポピュラーなグッズです。
・雑巾・不要タオル・新聞紙・・・水で床を濡れるのを防ぎ、水を吸い取るのに使用します。
・ビニールシート・ブルーシート・・・バケツや雑巾などの下に敷きます。
また雨漏り箇所を覆うのに使用し、外からの雨の侵入を防ぎます。
・コーキング剤・コーキングガン・・・防水のコーキング剤をコーキングガンで隙間やひび割れ個所を埋めます。
・防水テープ・・・小さな穴や隙間なら、防水テープで応急処置ができます。
粘着力を無くさないように雨漏り周辺はきれいにしてから貼ります。
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