人が食べる食品に対して、「無添加が絶対良く、添加物は絶対だめ!」という意見や「添加物は全部危ない!」という極端な意見や口コミなどがあります。
日本では、食品衛生法で認められている添加物しか使用は許可されていないので、毎日食べても安全と言われる量しか使用していません。基本的には、人が食べる物で国産品は安全と言っても良いと思います。
しかし、犬が食べるドックフードの場合はどうでしょうか?
人が食べる物と同様に安全なのでしょうか。
ドッグフードの無添加について、まとめましたのでご紹介します。
スポンサーリンク
ドッグフードは何を買う?無添加の方が絶対良いの?
2007年に米国でペットフードにより、犬・猫の死亡事故が発生し、日本でも事故の発生が懸念されました。
そこで、2010年に「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」を施行し、製造方法、基準、成分の規格に合わないペットフードについては、製造、輸入、販売を禁止されるようになりました。
添加物有、添加物無しというより、法律で成分の基準や規格が定められ、有害物質を使用することは、禁じられたということです。
結果的に現在は、正規輸入品や国産品の場合、添加物があったとしても、安全な基準内で販売しています。(不正に輸入した物や無届の製品は、要注意です!)ここを理解していないと、何がなんでも、添加物はだめ!という人になってしまいます。
ペットフードの選び方も一般の食品と同じで、価格が割高の添加物無を選ぶか、割安の添加有を選ぶかは個人の考え方次第ですね。
スポンサーリンク
人気ドックフードランキングは?添加物有、添加物無?
ある通販の一般のドッグフード売れ筋ランキングを、一部参考にしています。これらは口コミの評価が良く、現在売れているメーカーでおすすめです。輸入品が多いですね。
1位:ニュートロジャパン チキン&玄米・・・原産:米国・添加物:有(酸化防止剤など)・原材料:チキン生肉、乾燥チキン、玄米など。
2位:ロイヤルカナン・・・原産:フランス・添加物:有(酸化防止剤、保存料など)・原材料:とうもろこし、米、ミートなど。
3位:モグワン ドッグフード チキン&サーモン:原産:イギリス・添加物無・原材料:チキン、サーモン、サツマイモ、豆など。
4位:ピュリナワン・・・原産:米国・添加物無・原材料:チキン、米、コーングルテンミールなど。
5位:アーテミスフレッシュミックス・・・原産:米国・添加物無・原材料:チキン、玄米、えんどう豆、卵など。
ドッグフード購入で、注意すべきことは?
ドッグフードを使用しているなかで、愛犬の異常に気付くことがあります。
・涙焼け・・・チワワなど小犬が、何らかの理由で目の下が涙で濡れた状態が続く症状。フードが合わなくてアレルギーを起していることもあります。高たんぱく質、低炭水化物のフードに替えてお試ししてみましょう。目をかゆがったり、充血しているときは獣医さんに相談です。
・便匂いがきつい・・・腸内環境の乱れが原因で、便に異常になる場合があります。フードの見直しをしてみましょう。ドッグフード療法食をサンプル的に試してみるのも良いと思います。
・腎臓病・・・ドッグフードの中には、腎臓病の予防や療法食があります。既に発症している場合は獣医さんの指示に従いましょう。
ドッグフードの中には、グレイン(穀物:小麦、米、とうもろこしなど)やグルテン(小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるたんぱく質の一種)を使用していない、グレインフリーやグルテンフリーの物があります。皮膚に炎症がある、下痢気味、何となく元気がないなどの症状の時におすすめと言われています。
ペットにとって、生きていくのに一番必要なのは食べ物です。食欲がないとか、体に変調があるような時は、ドックフードに原因があるかもしれません。ドッグフードの見直しとともに獣医さんに相談してみるのが良いでしょう。
■犬の歯みがきの仕方、グッズや歯磨き粉は?嫌がる場合?いつから?
■犬の口臭の原因・対策は?歯磨きやスプレーのケアは?子犬の場合は?