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犬のフィラリアの症状や原因・治療は?予防方法、予防薬は?

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フィラリア

犬フィラリアは寄生虫が原因で発症しますが、重篤な場合は死に至る事もある危険な病気です。

ネットの中には、予防は不必要、うちには蚊がいないから大丈夫、獣医師の言う通りしていたらお金がかかるなどの意見も見受けられます。

犬を飼うことは当然お金がかかります。
人間においても注意した生活をしていても、風邪をひいたり、なんらかの病気になったりすることが多いものです。

極端な言い方をすれば、病気になるのはなかなか防げないものです。
予防とは完全に病気になることは防げないにしても、重くなることを防ぐための処置です。

前もって出来ることを怠って、後で後悔しても手遅れの場合もあります。

犬も家族の一員と思うなら、多少の金額をかけても犬の健康を守ることが大切だと思います。
それが無理であるなら、犬を飼わない事が一番でしょう。

感染した症状も様々ありますが、ちょっと変だなと思ったら動物病院で診断を受けることをお勧めします。

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目次

犬フィラリアの症状・咳が出た場合は?治療方法は?

全ての症状がフィラリアにあてはまる訳ではなく、他の病気の場合もありますが、フィラリアの疑いがある症状として主たるものです。

症状が軽度(初期症状)では
咳をする、呼吸が浅く速い、息切れがする、呼吸が苦しそう、運動や散歩を嫌う、元気がない、食欲不振、痩せてくる、異常に水を欲しがるなど
咳が出た時、何かを吐き出すような咳の場合は、フィラリアの症状であり要注意です。

症状が重度(末期症状)では
お腹が膨らんでくる、腹水、目や口の粘膜が白くなる、四肢のむくみ、尿が赤い、肝臓や腎臓障害など
これらの症状を放置すると死に至りますので、早急に獣医さんの診察を受けましょう。

治療方法

駆除薬・・・薬で寄生虫を駆除します。寄生虫は心臓内に寄生するので排泄できません。
死んだ寄生虫が詰まる場合もあるので、最低一カ月は注意観察が必要です。
投薬には自己判断せずに獣医師の指示に従いましょう。

外科手術・・・急性フィラリア症などの緊急事態では外科手術をする場合があります。
首の頸動脈から器具を挿入してフィラリア虫を除去します。

蚊の除去・・・蚊が発生する4月~11月にかけて、殺虫剤や殺虫マットなどで蚊を駆除します。しかし、外での散歩時には蚊を除去できません。

予防薬・・・注射・餌タイプ・錠剤・スポットタイプなどがあり、いずれも犬の体重によって投与量が変ります。

犬フィラリアの原因は?

フィラリアとは寄生虫の一種で、犬の場合は犬糸状虫が犬の心臓の右心房と肺動脈に寄生し、血液の流れを阻害し、循環器障害、呼吸障害、肝腎疾患等を引き起こします。

感染ルートは、感染した犬から血を吸った蚊によって他の犬に媒介します。

室内犬より室外犬の方が、蚊に刺される可能性が多いので、感染率は高くなります。
室外犬が感染した場合にほっておくと、他の犬へ次々と感染することにより、被害が増大することになります。

犬フィラリアの予防方法は?予防薬は?

予防薬・・・成犬の場合は1回の注射で約1年や約6カ月予防効果がある予防薬があります。

飲むタイプでは、餌タイプ、錠剤、スポットタイプなどがあり、いずれも犬の体重によって投与量が変ります。
毎日、一日おき、月に一度など投与間隔や種類も様々あります。

予防薬を投与する場合も、感染している場合に予防薬を投与すると、死んだ寄生虫が詰まる場合もあるので、事前に動物病院で検査を行い寄生虫の有無を確認します。

そのうえで、獣医師の指示に従って予防薬を投与します。
毎月投与するタイプでは、各地方の蚊の発生時期にもよりますが、大体5月頃から12月までを投与期間とすることが多いようです。

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