夏になると食べたくなるスイカ。
でもスイカって、種を取るのは面倒だし、手がべたべたになっちゃうし。それにスイカって、どうやって切るのが正解なんだろう…均等な甘さになるように切ることってできるのかなぁ。
そんな疑問を解消してみませんか。
スイカの切リ方・甘味を均等に!
スイカは4等分~12等分くらいに切り、それを端から縦に切り分けていく方法が一般的なのですが、それだと実は、甘みが均等にならないのです。
スイカの一番甘い部分はスイカの中央部分。
ここに甘みが集中するので、切り分けるときには、この一番甘い部分をみんなで分け合えるように均等に切るのが大事です。
まず4等分~12等分くらいに切り分けるのは今までと同じ、そこから真ん中の一番甘い部分を軸に放射状に切り分けていけば、一番甘くておいしい部分がそれぞれ切り分けたスイカに存在するので、みんなでおいしいスイカが食べられますね。
なみにこの切り方は、くし形切りという名前のようです。
さらに、スーパーなどで売っている、6分の1にカットされたスイカの場合も同様に、真ん中から切り分ければOKです。
スイカの切り方・種なしにする裏ワザ!種がとりやすい切り方は?
「スイカって、種がたくさんあって、食べるのが面倒なんだよね」そんな経験、ありませんか。
種も一緒に口に入れて、後からプッと吹き出す…子供のころにやった方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっとお行儀悪いですよね。
そこで、スイカを種なしにしてしまう裏技の切り方をご紹介します。
スイカの縞模様と垂直になるようにスイカを半分に切って断面を見てみると、うっすらと中央から外側に向かってすっと伸びて、その先がくるんとしている線が見えると思います。
これは「維管束」という名前で栄養や水分を運ぶ管の集まりなんです。
さらにじっくりと断面を見てみると、維管束と維管束の間に、種がない部分が見えます。その部分を切っていけば、ほぼ種のないスイカになりますね。
さらにこの維管束を利用して、種を取りやすく、食べやすいスイカにする切り方もできます。
先ほどと同様に、縞模様と垂直になるようにスイカを半分に切ります。
断面をよく見ると、種が維管束の周りに集中しているのが分かりますね。
スイカの中央から、種に向かって切っていきます。スイカの種はだいたい12列になっていることが多いので、12等分すればばっちりですね。
種の部分に包丁を入れるので、切り口に自然と種が見えている状態に。
その種をスプーンなどで取り除けば、あっという間に種なしのスイカに!これで面倒だったスイカが食べやすくなりますね。
だしスイカによっては、中に種が残る場合もありますよ。
種なし・種がとりやすい切り方をする際には、スイカの上下、へたの部分を始めに少し切り落としておくと、スイカを安定して切ることができますのでおすすめです。
サイコロ状、ブロック状、スティック状に切っても便利!
いつものスイカの切り方もいいけれど、ホームパーティーなどでちょっとかわいい、おしゃれな切り方にも挑戦してみたい!フルーツポンチにスイカを入れたい!
そんな時におすすめの切り方をご紹介。
アメリカ式!スティック状の切り方
まずはスイカを半分に切ります。
半分に切ったスイカの断面を下にして、まずは縦に等間隔に切っていきます。
切り終わったら、今度は横に等間隔で切っていきます。格子状になるように切っていく形ですね。
バラバラにならないように、元の半円になるように形を整えて、切った部分を上から引き抜くようにして取れば、スティック状のスイカに!
皮も使っておしゃれに!ブロック状の切り方
まずはスイカを半分に切り、切ったスイカの側面に切り込みを入れていきます。
この時に、最後まで切ってしまわないことが大事です。
切り込みを入れ終わったら、反対側の側面も同様にしていきます。
今度はスイカの断面を上にして、格子状に切り込みを入れていきます。
最後にスイカの断面を上にして、白い部分に包丁を入れて、皮と実を切り離すような形でぐるっと切り込みを入れます。
お皿やボウルなどに取り出せば、サイコロのようなブロック状になったスイカの出来上がり!
中身を出したスイカの皮に、一旦お皿やボウルにあけたスイカを盛りつければ、おしゃれでかわいく、ホームパーティーなどにもおすすめの形に!
サイコロ形に切れば、手を汚さずにフォークなどで食べられますし、タッパーなどの保存用に入れて冷蔵庫で保管も、場所を取らないのでいいですね。
■マンゴーの切り方は?皮の栄養効果は?皮まで食べれる食べ方は?
■スライスやサイコロ、角切り、サラダや刺身、簡単なアボカドの切り方