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甘酒のカロリーや栄養や効果は?簡単なレシピは?美味しい飲み方は?

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甘酒

日本では、古代から伝統の飲みものとして存在していると言われ、甘くてどろっとした栄養豊富なドリンクとして、現代でも人気があります。

「飲む点滴」と言われることで知られていますが、どのような栄養があるのでしょうか?

その甘酒の栄養や効果効能について、まとめたものをご紹介します。

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目次

甘酒ってお酒なの?甘酒のレシピを教えて?

甘酒は、見た目がどぶろくのようですが、原料は主に米こうじ、米、または酒粕です。

酒と称していますが、成分にアルコールはほとんどありませんので、ソフトドリンクに分類される飲み物です。

甘酒レシピの例

・約1リットルの甘酒:お米 1合・乾燥米麹(市販 200g)・水 4合分

①炊飯器で米1合に水4合でお粥を作ります。
②お粥を60度程度に冷やした後に、乾燥米麹を入れかき混ぜます。
③炊飯器の蓋を開けて、50度から60度に保温しながら、時々かき混ぜて5時間以上で出来あがりです。
④保温時間と甘酒の好みの濃度は、自分の好みで調整します。

簡単な方法の例

鍋に水を入れ沸騰したら火を止めて、袋入りの酒粕を一口大にちぎって鍋にいれ10分ほど放置します。
酒粕が柔らかくなったら、溶けやすくなるようにかき混ぜ再び沸騰させ、砂糖と塩を入れて一煮立ちで出来あがりです。

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甘酒の栄養素や栄養価は?効果効能を教えて?

甘酒の主な栄養素・栄養価(100g当り)文部科学省食品成分データベースより

カロリー 81kcal
たんぱく質 1.7g
脂質 0.1g
炭水化物 18.3g
ナトリウム 60mg
カリウム 14mg
カルシウム 3mg
マグネシウム 5mg
リン 21mg
鉄分 0.1mg
葉酸 8μg
植物繊維 0.4g
アルコール 0g

「飲む点滴」と呼ばれることがありますが、点滴自体は高所から血液・薬液などを少量ずつ静脈に注入する方法のことであり、豊富な栄養を体内に注入する訳ではありません。

点滴=甘酒=栄養豊富 ということではないので、誤解しないようにしてほしいです。

カロリーは、飲み物では昆布茶(98kcal)とワイン(77kcal)の中間で、低くはありません。

飲み物なので、他の食品よりも栄養価は低いですが、全体でみるとカリウム、カルシウム、マグネシウム、葉酸がバランスよく含まれています。

夏バテなどで、食欲不振の時などに飲みやすいので、疲労回復、消化吸収を補助するためには効果を期待されています。
ビタミン類は、豊富という方もいますが、実際はほとんどが少量なので効果は期待できません。

炭水化物は豊富なので、腸内環境を整えて便秘解消などに効果があると言われます。

米麹の甘酒はノンアルコールですが、酒粕で作った甘酒はアルコールが含まれていますので、酒良いや車の酒気帯び運転になる恐れがありので、注意が必要です。

また、酒粕で作った甘酒は、米麹で作った発酵食品の甘酒より栄養は落ちます。

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甘酒の美味しい飲み方は?加熱するとどうなる?

一般的には、冷やして飲むのが美味しいという方が多いようです。
冷やした甘酒を食事の際に、水代りに飲む習慣づけることで、ちょっとした栄養補給になります。

豆乳や蜂蜜、ヨーグルトなどお好みの食品を混ぜて、自分オリジナルの甘酒を作るのも楽しいと思います。

ただし、あまり大量に飲みすぎるとカロリーが増えてしまいますので、注意してください。
甘酒は、加熱したり冷やしたりすると栄養が落ちるという意見があります。

市販されている甘酒の場合、すでに発酵を一定期間保つために加熱処理しているものがほとんどなので、熱に弱い酵素やビタミンは減っているのが現実です。

でも、元々極端に栄養満点という飲み物ではないので、飲みやすさを重視したりして、軽い栄養補助飲料として割り切って飲むと良いのではないでしょうか。

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