もち麦とは?栄養や効果は?炊き方、レシピは?

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もち麦

ヘルシーな食材として人気を集めて有名なものに雑穀米があります。

雑穀米は色々な雑穀を混ぜ合わせたものですが、その中でも「もち麦」は、押し麦、はと麦などと共に麦類の雑穀として混合されています。

もち麦を白米に混ぜたもち麦ごはんは、雑穀を用いたレシピの中でも、ぷちぷちした食感がたまらなく美味しい、ダイエットに効果があると売り切れ続出の人気です。
話題のもち麦の人気の秘密に迫ります。

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もち麦とは?

ビールなどの原料である大麦の一種のハダカ麦の中で、粘り気が多くもちもち食感のもち性の麦をもち麦といいます。

もち麦は古くは西南アジアで栽培されたものが、ユーラシア大陸全体とアフリカの一部に伝播しましたが、現在は日本など東アジアだけで栽培されています。

日本では四国、中国、九州のもち米が採れにくい地方で、もち米の代用品としてむぎ米、餅、団子などで食されていました。

現在では、もち麦のもち性を生かして、麺や煎餅、パン、クッキー、カステラなどの多くの食品の食材としても開発・使用されています。

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もち麦の栄養の効果は?

もち麦の栄養の中から代表的なものを紹介します。

・カロリーは、穀粒100g当り約363kcalで、はと麦が360Kcal、押し麦が340kca、玄米353Kcal、白米358kcalとほぼ同程度です。(文部科学省食品成分データベースより)

・植物繊維は、白米の25倍、玄米の4倍、ごぼうの2倍も含まれており、排便をスムーズにして体内の有害物質を吸着して排出させ、便秘に効果があります。
もち麦の植物繊維にはβグルカンという粘りの強い成分が豊富に含まれています。
βグルカンは、胃や腸の中で他の食べ物と混ざることで、脂質や糖質の消化吸収を抑え、内蔵脂肪、コレストロールを減少させ、メタボ改善や糖尿病、腸内関係を整えます。
更に癌細胞を攻撃するNK細胞を活性化することで癌の予防効果もあるとされています。

・もち麦の皮には、ポリフェノールの一種のアントシアニジンを含むので、抗酸化作用により活性酸素を抑制して、糖尿病、高脂血症、肝臓機能の低下などの生活習慣病の予防や防止をします。。

もち麦の炊き方、レシピは?

もち麦の炊き方は、
①白米を洗い水を切る
②もち麦は洗わないで白米に加える
③通常どおり炊飯器で炊く
④炊きあがったら5分程蒸らす
など簡単にできます。

一般的に一番美味しいのは、白米7:もち麦3の3割炊きの配合と言われ、普段の食事では不足ぎみの植物繊維を補うことができます。

3割炊きで炊き上がりが1.5合の場合の白米・もち麦・水の配合は、白米1合+もち麦50g+水100mlを目安にすると良いでしょう。

もち麦を加えることにより、白米だけの時より食後に満腹感が続くので過食を防ぎ、植物繊維を摂ることでさらにダイエットに効果が期待できます。

もち麦ごはんの他に、果物や野菜の食材にもち麦を加えたサラダや、スープの具材としてもち麦を使用したり、もち麦のクッキー、パフェなどのスイーツも多く作られ人気があります。
もち麦を使用するレシピは、ネットにも数多く紹介されていますので、参考にすると良いと思います。

もち麦は、豊富な栄養の効果やダイエット効果などが、口コミ等で広がり注目されています。
今後もますます注目を集める食材だと思いますので、ちょっと試してみるのも良いですよ。

 

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