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ビーツの栄養やカロリーは?効果は?妊婦には?にんじんと比較!

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ビーツ

ビーツとは、英名でビートルート、テーブルビート、レッドビートと言い、和名はカエンサイ(火焔菜)などと呼ばれる、アカザ科のビートの根を食用にするために改良された野菜です。

形と色がカブに似ているので、赤カブと呼ばれたこともありましたが、ビーツはアカザ科でほうれん草やサトウダイコンの仲間です。

アブラナ科のカブやダイコンとは関係ありません。

ロシア料理を代表する伝統的な煮込み料理「ボルシチ」の中心的な食材で、深紅色のスープはビーツの色素によるものです。

地中海沿岸が原産とされていますが、日本には江戸時代に持ち込まれたと言われています。

一般のスーパーなどで販売されているのはほとんど無く、主に生産している地元で販売されているのが多い野菜です。
通販では割と簡単に手に入ります。

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目次

ビーツの栄養、成分

ビーツ(茹で)100g主な栄養100g当り  文部科学省曲品成分データベースより

カロリー 44kcal
たんぱく質 1.5g
炭水化物 10.2g
鉄 0.4g
ナトリウム 38mg
カリウム 420mg
カルシウム 15mg
マグネシウム 22mg
リン 29mg
葉酸 110μg 
ビタミンC 3mg
植物繊維 2.9g

ビーツと栄養が高いと言われるニンジンと比較すると
カロリー:約1.2倍
たんぱく質:約2倍
炭水化物:約1.2倍
ナトリウム:約1.4倍
カリウム:約1.8倍
カルシウム:約0.5倍
葉酸:約5.8倍
植物繊維:同程度

またビーツはニンジンやスイートコーンよりも糖分が多いので、最も甘い野菜と言われています。

ニンジンがちょっと苦手な方も、ビーツなら食べることができるかもしれませんね。

ビーツの栄養、効果・効能

カロリー、たんぱく質は、生命活動に必要な要素で筋肉や臓器の構成成分です。
高齢者は低下ロリー・低たんぱく質とならないように摂取する必要があるものです。

多く取り過ぎると肥満になることもありますが、ビーツなどの野菜類ではそれほど気にすることはなく、食しても問題はありせん。

カリウムはナトリウムと共に水分調節を行い、細胞内液の浸透圧を一定に維持調整し血圧上昇を抑制します。血液内のナトリウム濃度が増えると尿中にナトリウムを排出し、血圧を安定される働きがあります。

ビーツはカリウムを多く含んでいるので、動脈硬化や高血圧の防止、筋肉のスムーズな働きを促し、むくみなどを解消します。

歯や骨を形成し、骨粗鬆症の予防に効能があるカルシウムやマグネシウムも多く含まれています。

硝酸塩も多く含んでいるので、ビーツを摂取すると体内の化学変化により、NO(一酸化窒素)が造られます。

一酸化窒素は血管の平滑筋を弛緩させる働きがあり、血流を良くすることで血管内にコレステロールが溜まるのを防ぎ、脳卒中や心臓病の原因となる血栓を予防します。

ビーツは妊婦にいいの?

妊娠中の栄養は、本人だけではなくお腹の中の赤ちゃんにも大きな影響があります。

妊婦が特に必要とする栄養には、葉酸、亜鉛、鉄、カルシウムがあります。

ビーツは亜鉛、鉄、カルシウムをバランスよく含んでいます。
特に葉酸は赤血球や細胞分裂と増殖、臓器の組織形成などに必要な栄養で、胎児の正常な発育には不可欠です。
その葉酸をビーツは豊富に含んでいるので、免疫力効果や整腸作用、貧血防止に効果があります。葉酸の副作用については報告されていませんので安心です。

ビーツで造られるNOにも血流増加、ダイエット効果、老化防止、美肌効果があるので、妊婦のストレス解消や栄養補給に多く摂取することをおすすめします。

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