くわいとは、どのようなものか皆さんはご存知でしょうか。
今回は、くわいの名前の由来などを詳しくお伝えしていきます。
おせち料理のくわいの意味や由来は?
名前の由来ですが、まず、農作業をするときに使う鍬に形がよく似ているため、そう呼ばれるようになりました。
なぜ、おせちで使われるようになったのかというと、
おせち料理には、何かしらの意味が含まれていますね。
くわいの場合は、芋部分から上に向かって芽が伸びています。
その芽の伸び方が、上に上に向かっていくため、出世や向上などの連想されやすいことや芽が出やすいという言葉につながりやすいため、重宝されます。
生産地はというと、関東地方になり、中でも有数の生産地は埼玉県となります。
おせち料理の慈姑(くわい)の簡単な作り方
くわいは、あくがつよいため、下茹では必須条件です。
水にさらす時間は約1時間、米のとぎ汁に入れてゆでるのは10分ぐらいしましょう。
下茹でをした後は、他の野菜と一緒に煮汁で煮るとよいです。
彩ににてまり麩なども入れて煮てくださいね。
煮物レシピの1つとして、是非追加してくださいね。
くわいの含め煮として、クチナシを一緒に入れて煮るのもよいです。
その場合は、まずは、クチナシを水で浸して色出しをきちんとしておいてくださいね。
色付きが強くなりすぎないようにするために、ひと工夫が必要となります。
煮物は、少し苦みがでるため、好き嫌いがあります。
素揚げをすると、実はほくほく、芽はサクサクです。
少しお塩を振ったらおいしくできますので、ぜひ、1品増やしてみてくださいね。
くわいの栄養素や効果はどうなってる?
くわいには、カリウムが豊富に含まれています。
塩分排出の効果もあり、おせち料理はどうしても塩分などが多くなるため、
くわいを使うことにより、お正月の塩分摂取量を減少させる効果があります。
そのうえ、くわいにはアルコール分解を補助する効果がありますが、
くわいには豊富に含まれています。
お酒を飲むタイミングの多いお正月に効果絶大です。
くわいを多く食べることにより、二日酔い予防や正月太り予防も防ぐことが出来ますよ。
是非、おせち料理に使ってみてくださいね。
積極的に食べてみてください。口当たりもよいですよ。
地域によって、食べ方や、飾り方はそれぞれにあります。
しかし、これだけの効果があるのであれば、使わない理由はありませんよね。
おめでたい席の一品に是非追加をしてください。