美味しいステーキの焼き方ってご存知ですか?
ただ単に焼くだけではそのお肉の旨味を
十分に引き出していない事が多いです。
また、安いお肉も十分に美味しいステーキになるもので、
家計に優しく大満足メニューを作りましょう!
今回は美味しいステーキの焼き方について
ご紹介したいと思います。
ステーキの焼き方、焼き加減の種類とは?
本格的なステーキ屋さん等に行くと
「お肉の焼き加減」を聞かれます。
若い方だとあまりご存知ないかもしれませんが、
一般的な大人でも
「レア」
「ミディアム」
「ミディアムレア」
といった3種類は基本ご存知かもしれませんが、
よく意味が解らないといった方も少なく有りません。
実際にはお肉の焼き加減の種類は「10段階」あり、
その多くは知られていません。
それというのも日本では近年食中毒に際して、
牛肉の生食は大方無く、
加熱温度・加熱時間を定めています。
食中毒菌の死滅温度が「60度」という点で、
結果的に3種類のみが主流となっています。
ステーキの焼き加減の種類
ロー:完全生
ブルー:生に限りなく近く片面もしくは両面を数秒程度焼いたもの
ブルーレア:ブルーとレアの間
レア:表面のみを焼いた状態(鰹のタタキに近い)
ミディアムレア:レアとミディアムの間
ミディアム:中央部分のみ薄く生に近い状態
ミディアムウェル:ウェルとミディアムの間
ウェル:十分に焼いた状態
ウェルダン:ウェルよりも焼いた状態
ヴェリーウェルダン:肉汁が外に出ず完全に焼いた状態
ステーキの焼き方、美味しんぼで見るレアとは?厚いステーキの焼き方は?
実在する有名店が出て来る料理漫画「美味しんぼ」
ここでステーキの焼き方についての話しが出て来ます。
「レア」とは先にもご紹介した通り、
鰹のタタキの様に表面が焼かれてて、
中は生の様な状態をいう様にご紹介しましたが、
美味しんぼでも「レア=生ではない」としています。
「火が十分に通ったナマ」というのが
本来のレアであるとしています。
それというのもきちんと火が入っていないレアは
中が冷たく肉自身が持つ旨味やジューシーさを感じられません。
美味しんぼでの焼き方は、
始めは強火で片面を焼いて、
途中は中火に落としてじっくりと。。。
とはいえ素人ではなかなか真似出来ないと思います。
ステーキの焼き方、フライパンで安い肉、冷凍は?テフロンやアルミホイルは?
特売で買ったお安いお肉、
そのまま焼いても硬いだけで美味しくないので
下準備を行ないます。
包丁の背などで肉を叩き、
筋部分を切っておくと火の通りもよく、
肉が縮み硬くなるのを防ぎます。
さらにたんぱく質を分解する酵素を含む食材に
漬け込む事で柔らかくさせましょう。
玉ねぎのすりおろしやキウイ、
パイナップルやヨーグルト牛乳やビールに漬ける
といった方法があります。
焼く前には両面に塩コショウをフリ、
30秒程強火で焼いて返したら弱火に落として30秒でレア、
もう30秒でミディアムレアで焼き上がります。
急激な高温が苦手なテフロンのフライパンは、
少しずつ温度を上げてから使い、
焼き終えたステーキはアルミホイルで覆って
3~5分置くと肉汁を中に封じ込めたまま
肉を柔らかく保ちます。
なお、冷凍した肉は30分でも
常温に戻してから焼くのがベストです。
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