エコノミー症候群予防には、体操・ストレッチ!グッズや予防薬は?

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エコノミークラス症候群
エコノミー症候群は、正式にはエコノミークラス症候群という疾病です。
ロングフライト血栓症とも呼ばれます。

飛行機のエコノミークラスの狭い座席で、ほぼ同じ姿勢で長時間座っていることで起きる疾患です。
足の血管内に血栓ができ、その血栓が肺に詰まり呼吸困難や心配停止などを引き起こします(肺塞栓症)。
最悪、死に至ることもあります。

以前は、飛行機のエコノミークラスで起こりやすいことから、この名前が付きましたが、
広い座席や車中での避難生活などでも、同じ姿勢でしかいられない状況であれば、同様の症状が現れます。

水分をきちんと摂取し、足の指や足首などを意識的に動かすことで、エコノミー症候群の予防になります。

ですが、熊本地震でエコノミークラス症候群を発症した女性は、水分摂取も意識し、意識的に歩くようにしていたそうです。

つまり、それでも発症する恐れがあるということです。
水分や運動以外にも、エコノミー症候群予防法があれば、積極的に行いたいものです。
ここでは、さまざまなエコノミー症候群の予防法をご紹介していきます。

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 お手軽グッズでエコノミー症候群予防

エコノミークラス症候群を予防するには、足の血流を良くする必要があります。

美容用のセルローラーは、ふくらはぎを中心に足をローラーでコロコロすることで、血流を促すことができます。
女性なら持っている人も多いですよね!

特に、おすすめなのは、青竹踏みです。
ただ座ったままの状態で、足裏に当たるように置いておくだけで刺激を与えることができます。
そして、時々青竹の上に立つようにして、強めに刺激するとその効果は抜群です。

セルローラ―も青竹もプラスチック製のものが100均でも手に入るので、ぜひ用意しておきたいですね。

あと、脚は出来るだけ高い位置に置くようするとよいので、飛行機や電車などなら座席の下に荷物を置き、その上に脚を乗せるようにすると良いでしょう。
車中などの場合には、毛布などを重ね、それに足を乗せておくのも予防になりま。

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エコノミー症候群予防には、体操・ストレッチ!

エコノミー症候群の予防には、適切な水分補給と運動が良いと言われています。
ここでは、エコノミー症候群の予防のための、体操やストレッチをご紹介しましょう。

ひとつめは、膝の裏を刺激し、効果も比較的長く続くマッサージです。
座って、膝の下に丸めたタオルなどをあてておきます。
そして、片足ずつ軽くゆらゆらと振ります。
続いて、あてがっていたタオルを膝の裏でとんとんと軽く叩くようにします。
これを左右の足でそれぞれ数回ずつ行います。

ふたつめは、足を交互につま先立ちする体操です。
足を肩幅に開き、肩を平行に保った姿勢で行います。
膝を前に出すようにし、足の指先だけで立ちます。
左右交互に10回程度行います。
今度は同じように上に伸びあがるイメージで行います。
続けて、次は膝を曲げないように足指で立ちます。
これを左右交互に行います。

続いては、足指のマッサージをご紹介します。
床に座ってかかとをもう一方のももに乗せ、親指から順に小指まで開いていきます。
小指まで開いたら指の付け根を押します。
そして、指と指の間を開くように、足指どうしの間に手の指をいれ、もう一方の手で足首を固定しながらぐるぐると回します。
内回り、外回りと何回か回したら、足のツボを刺激するように足の裏を押します。
最後に、土踏まずを手の甲などで軽く叩いておしまいです。

血流を良くするには、ふくらはぎのマッサージも非常に効果があります。
片足の膝を立てて、床に座ります。
足の甲を両手で軽くなでます。
手の親指と人差し指でくるぶしを挟み、くるくると優しくマッサージします。
すねを下から上に向けて撫であげます。
続いて、ふくらはぎを親指と人差し指で挟むようにして気持ち良いと感じる強さでマッサージします。
そして、最後にふくらはぎを両手の親指以外の4本の指で押し、下から上へとマッサージしていきます。筋肉を割るようなイメージです。

もし、壁なども使えるようなら、壁から1歩分後ろに下がり壁に両手をつき、90°に上半身を倒します。
手とお尻で、肩から背中、腰までを引っ張るようなイメージで5回呼吸するのも良い方法です。

ここまで、それぞれのストレッチやマッサージを詳しく紹介してきましたが、
スペースなどが限らている場合は、
足指をグーパーをしたり、ふくらはぎを気持ちよいと感じる程度にマッサージするだけでも良いでしょう。
特にふくらはぎは、血流と同時にリンパの流れも良くするので重点的に行いましょう。
足首を曲げ伸ばしするだけでもふくらはぎの筋肉を刺激できますよ。

靴下を履くだけででエコノミー症候群予防に!予防薬ってあるの?

ここまでご紹介してきた通り、エコノミー症候群の予防には足の血流を良くすることが重要です。

旅行グッズとしても販売されている変圧機能ソックスなどは、履いているだけで、マッサージ効果があり足の血流を促進してくれるのであると大変便利です。

女性なら、むくみにきくメディキュットのようなものもいいでしょう。

他にも、弾性の強めのストッキングやハイソックスもおすすめです。
足の持つポンプ機能を補強し、足の血流のよくしてくれます。
ストッキングやハイソックスなど比較的薄手のものなら、非常袋に入れておいても良いかもしれませんね。

ただ、血流を良くするソックスを履いても、体を締め付けてるような服装をしていては、血液の流れは悪くなり意味がありません。
ゆったりとした服装でいるようにしましょう。。

もし、被災している時などは、すぐ避難できるように靴を履きっぱなしでいるかもしれませんが、エコノミークラス症候群の予防の観点でいえばお勧めできません

摂取する水も、ミネラルウォーターよりポカリスエットなどのイオン飲料が良いという実験結果があります。

アメリカなどでは、肺塞栓症の予防法として薬は一般的ですが、日本では事情が違うようです。

最近になって、日本でも薬による予防法が承認されました。
承認された予防薬の低分子量ヘパリンと第10凝固因子阻害薬は、血液が固まりやすい状態を改善します。

ただ、この予防薬は出血性の合併症を併発する可能性もあるため、使用は医師の判断によります。
もし、肺塞栓症へのリスクが高いと分かっている場合は、担当医に相談しておきましょう。

特に、60歳を超えるとエコノミー症候群から急性肺血栓塞栓症へとつながるリスクが上がると言います。
持病を持つ人もいると思いますので、それも踏まえて普段から対策を行うことも重要です。

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