基礎体温は身体の調子を知る為に出来る
一番簡単な方法だと思いますが、
近年では、体温が低い人が増えています。
それにより女性なら妊娠がしにくかったり、
身体の不調を訴えるといったことも・・・。
今日は基礎体温が低い原因などについて
見て行きたいと思います。
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基礎体温が低い原因、下がったままは?茶オリや、妊娠の可能性や妊娠初期?
基礎体温が低い場合の主な原因ですが、
・代謝が悪く血行不良によるもの
・黄体機能が弱い
・生殖機能が低下している
といった事が原因とされています。
基礎体温と妊娠は深い関わりがあり、
特に女性は下腹部の冷えが起こり易く
血の巡りが悪いと充分に栄養や酸素が行き渡らない為、
病気や身体の不調を訴えます。
過度なダイエットなどでも急激に脂肪が減った際などにも
身体は冷えてしまいます。
婦人系疾患としては、
・子宮筋腫
・子宮内膜症
体温が低い事で発症率はあがります。
さらに、血の巡りが悪いと卵子の質の低下や、
正しい高温期がわからないといったことで
妊娠率も下がります。
妊娠を心待ちにしている方なら、
妊娠中であっても生理予定日前に基礎体温が下がり
茶オリが見られる「インプランテーションディップ」が起こり、
ホルモンバランスの変化により起こる様です。
□茶オリの原因は?妊娠の可能性?痛みや腰痛も続く時期は?流産の危険?
この現象は高温期の7~10日頃、
着床時期に見られるもので1~2日だけ基礎体温が下がります。
この低下が3日以上続く場合には他の原因が考えられます。
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基礎体温が低い、改善方法は?測り方は?
基礎体温を上げる方法としては、
身体の内部から温める事と外側からも温める事がポイントです。
特に下半身の保温は重点を置き、
さらに軽い運動やストレッチなどで
血流をよくし、
半身浴などで足腰を
よく温めるとよいでしょう。
また、自律神経の乱れにおいても
基礎体温が低い事と大きな関わりを持っているので、
ストレス解消なども取入れたり、
睡眠時はリラックスが出来る様にと工夫が必要です。
体質改善などといった方法もありますが、
なかなか改善の兆しが見られない場合には、
婦人科にて相談してみるとよいでしょう。
婦人科に行く場合には
基礎体温を3ヶ月ほど計り、
グラフ化するとよいでしょう。
今ではスマホアプリもあるので、
手軽に入力することも出来、グラフ化も簡単です。
測り方は、普通の体温計ではなく細かな目盛りのある
婦人用体温計を使用します。
眠る前に枕元に体温計を置き、
目覚めて寝たままで
同じ時刻に舌の下に挟み込んで
安静の状態で測りましょう。
基礎体温が低い40代、無排卵?生理が来ない場合は?
月経は毎月ありながら、
実は無排卵の場合があるのはご存知でしょうか?
無排卵月経かどうかを知る方法は、
基礎体温でできます。
45歳あたりで月経が順調であっても
起こる事が多く、
30代や20代でも起こりえる症状です。
やがて、月経がとびとびになったり、
1年以上こなくなれば閉経を迎えます。
基礎体温が低体温時期が長くなり、
排卵後の高温期が短い「黄体機能不全」の様なグラフや、
低温と高温の高低差があまりなくなったりすると、
無排卵月経の傾向とされています。