寒い季節、肌がかさついて荒れたりしませんか?
もしかしたら「あかぎれ」かもしれません。
どんな状態をあかぎれというのでしょうか?
その原因や治療方法は?悪化すると大変!
そうなる前に対処しましょう。
あかぎれとは?原因は?ストレス?
あかぎれ自体の症状は、
真皮層まで皮膚がひび割れて、
血がにじんだりピリピリとした痛みが走り、
見た目はまるで切り傷の様な状態です。
さらに、皮膚の水分がなく、
硬くゴワゴワであることが特徴です。
あかぎれになる前に「ひび」という状態があり、
皮膚がカサカサと荒れた状態です。
そして、皮膚に細かなひびが出来たり、
皮膚の溝などに沿って割れて行き、
赤くただれてかゆみを伴います。
つまり、ひびが悪化すると「あかぎれ」になります。
なかなか治りにくく、
その原因には「血行不良」があります。
冷えが主な原因になりますが、
くり返し起こるため、
更にストレスを感じる事が多くなります。
直接の原因にストレスとは考えにくいですが、
ストレスによって自律神経に作用し、
末梢の血管を収縮させることで血流が悪くなる=冷え
という考え方であれば考えられます。
あかぎれの足の指やかかとの治療は?ハンドクリームは?
手の指もよく使う部分なので困りますが、
足の指やかかとも歩く度に痛みが走るため、
とてもストレスを感じます。
どうしても歩く事は止められないので
その治療法にも一工夫が必要です。
足の指やかかとに出来るあかぎれは、
足に合っていない窮屈な靴を履いている事で
血行不良が起こり皮膚に栄養が行き渡らず引き起こします。
つまり治療に関しては、
窮屈な靴を履かない様にし、
とくにかかとは皮脂分泌がないため、
乾燥を伴い易い部分でもあるため、
手軽な方法としてハンドクリームを塗ったり、
ボディクリーム・ワセリンなどを塗ると良いでしょう。
また、角質が厚くなり易い箇所でもあるので
それを抑える尿素入りの軟膏などがおすすめです。
なかなか改善が見られない場合には、
皮膚科への受診をおすすめします。
あかぎれの薬や市販薬は?
自宅で治療をする際には、
「トコフェロール酢酸エステル」配合の市販薬を塗りましょう。
例えば、ヒビケア軟膏などひびやあかぎれ専用薬があるので、
そうした軟膏を塗って治療します。
同時に食事や血行改善も行いましょう!
食事は、血流を促すビタミンEを豊富に含むナッツ類や、
肌の抵抗力を付けるビタミンAを含む緑黄色野菜、
さらに炎症を予防するビタミンB2や、
皮膚再生に必要なビタミンCをバランスよく取りましょう。
そして、血流をよくする様にお風呂に浸かったり、
マッサージを行いましょう。