香ばしく美味しい「くるみ」ですが、
少しの量でもアレルギーを起こす事があります。
アレルギーはその症状の度合いにもよりますが、
重篤な症状を起こす方も少なくありません。
今回は、くるみのアレルギーについて
対策や症状などについて解説します。
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くるみのアレルギー原因とは?赤ちゃんは?カシューナッツやピーナッツは?
くるみに限ったお話ではないのですが、
「食物アレルギー」とは、その食物に含まれている
タンパク質が引き金で、すべてのタンパク質が
起こす訳ではありません。
多くは消化されにくいといった特徴をもつ
タンパク質が原因になりやすいと言われています。
また、食物アレルギーは年齢によって違いがあります。
くるみの場合は、ピーナッツやアーモンド・カシューナッツ
などと同じ分類になり、
多くは4歳あたりに発症する率が高いとされています。
赤ちゃんの場合は離乳食でくるみやピーナッツを
使用することも少なく起こす原因自体が少ないのですが、
固いものを食べ始める4~6歳あたりから
その症状の傾向が出て来ます。
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くるみのアレルギー、じんましん・症状は?対策は?
くるみのアレルギーの症状と申しますか、
食物アレルギー全般に言える症状ですが、
代表的なのは「じんましん」他に、
喘鳴や呼吸がしにくくなることで呼吸困難、
こうしたくるみやナッツ類に多いのは
「アナフィラキシーショック」とよばれるもの。
食べて直に胸から首の内部に違和感を覚え、
気道などの粘膜が腫れる事で呼吸が出来なくなる
といった症状を起こします。
他に嘔吐や頭痛・発熱なども起こりやすい症状です。
対策は「食べない」が一番で、
例えば原材料はしっかりチェック!
ごまだれやカレールウなどにはナッツ類を使った物が
多くあるのでそうした面で除外してゆく他ありません。
くるみのアレルギー、クルミオイルは?
体によいと言われる「オメガ3」を含むクルミオイルは、
その含有量が断トツと言われています。
血中コレステロールを抑える働きを持ち、
少量を毎日摂取することで早い方では1ヶ月で効果を表します。
ただ、くるみでアレルギーを起こす場合には、
やはり摂取すると症状を起こします。
その場合には無理にくるみからオメガ3を摂取するのではなく、
亜麻仁油やオリーブオイルといったものから摂取するとよいでしょう。
亜麻仁油の効能!摂取量!副作用は?認知症、アトピー、不妊症に効果!
加熱をすると、タンパク質変性を起こすので、
アレルギー症状が出にくくなるとも耳にしますが、
それは確実なものではありません。
また、オメガ3を含むオイルは、
加熱すると酸化するため生で摂取する様な使い方で得る
効能ですので加熱をすればいいとは限りません。
食物アレルギーは個人差もあり、
一度発症すると改善はなかなか難しいですが、
無理に食べれば命に関わる事もあるので気をつけてください。