手頃で食べやすく美容によい「キウイ」
輸入も進んで通年食べられるくだものですが、
体によいということは解っていると
ついつい食べ過ぎる事があります。
キウイの食べ過ぎで気になる事を
今回はまとめてみました。
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キウイの食べ過ぎとラテックス、花粉症での症状は?じんましんは?
キウイを食べ過ぎると
口の中がヒリヒリとしたり、
腫れ上がったり、
じんましんを発症することがあります。
これらを「口腔アレルギー症候群」といい、
特にキウイやメロン、スイカ、
バラ科のリンゴやナシ、モモ
といったものを食べた際にアレルギーを起こします。
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野菜も同様にセロリやナス、ニンジン、じゃがいもなどで
起きるものです。
シラカバやオオヤシャブシ、コナラの花粉症を持つ人に
これらの口腔アレルギーを起こしやすく、
他に「ラテックスアレルギー」を持つ方も注意が必要です。
いわゆる天然ゴムによるアレルギーですが、
医療従事者などに多く見受けられます。
唇や喉のかゆみなど、酷い場合にはアナフィラキシーショックを
引き起こす場合もあるので症状が出た場合には
早めにアレルギー検査を行う方がよいでしょう。
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キウイでアレルギー、赤ちゃんは?腹痛は?
赤ちゃんにキウイを与えても良いか?
アレルギーの心配でいつから食べさせてもよいかと
よく耳にします。
キウイでのアレルギーは、先にお話した他に、
吐き気や腹痛、下痢や気管支喘息の発作などもあります。
キウイをいつから与えるか?という面で
一般的には中期頃から与えてもよいものとしています。
アレルギーが心配な場合には、
1度加熱してから与えることをお勧めします。
それというのもアレルギーを起こすタンパク質が
加熱によって壊れる為、症状が出にくくなるといいます。
そこまで必要に与える必要はないので
無理させる必要はありませんが、
少量食べさせて反応を見る必要はあります。
キウイのアレルギー、原因は?
キウイアレルギーは割と身近に起こりやすいもので、
川崎で小学校児童61人が給食に出たキウイで
アレルギー症状を起こしたという事象がありました。
キウイなどのアレルギーは、
『アクチニジン』という成分が、
アレルギーの原因となるタンパク質の1つで、
これにより少量摂取しただけでも発症する
というリスクがあります。
つまり、たくさん食べたからとか、
いつから食べ始めたからといった理由ではありません。
また、キウイに特定したものでもなく、
眼に見えないものなので個人差があります。
ただ、先ほど少し触れた様に、
天然ゴムで肌が荒れたり、かぶれたりするといったり、
花粉症を持っているといった場合には注意が出来ます。
やはり重篤な症状になりやすいので、
こうした症状が起こる場合には早めに
アレルギー検査を行った方が今後安心といえます。