子供がなる病気といわれる”水ぼうそう”
本来「水痘(すいとう)」とも言いますが、
大人も感染する病気です。
大人で初めてかかると重症化しやすく
また幼少時期にかかっても再度かかる事もあります。
あまり知られていない大人の水痘について
詳しくご紹介します。
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水痘、大人も感染?症状とは?死に至る!?
大人のかかる水痘は”帯状疱疹ウィルス”という
ヘルペスウィルスが原因。
「接触感染、飛沫感染、空気感染」といった
通常の生活から感染し非常に強い感染力を持ち、
感染者と同室に1時間いるだけで大半の方が感染するほどです。
1度かかると免疫が出来て大人になると罹りにくい病気
などといいますがその免疫は約20年程度とされているので、
初めて発症した時からしばらく経過している方は
再度予防接種を受けた方がよいとされています。
症状は子どもと同様で、
発疹、発熱、頭痛、気分不快など。
また、重症化する率は子どもの1.5倍とされ、
子どもの発症よりも発疹が強く口内炎が強く出たり、
上気道に発疹が出来れば呼吸困難に繋がったり、
合併症により慢性肺疾患や肺炎、
心内膜炎、関節炎、肝炎、脳炎などあります。
死亡リスクも高く大人の患者10万人に対して30人の
死亡が確認されていたり少なからずなんらかの
リスクがあるということを覚えておいてください。
どんな方でも感染する病ですが、
免疫不全や妊婦さんなどは最も注意したく、
肝機能や腎機能不全や、
妊婦さんの場合は妊娠20週までに感染すると
2~4%胎児に障害が出る可能性や早産や流産といった
危険リスクが高くなります。
水痘の予防接種、ワクチンの副作用は?治療は?
水痘は予防接種を受けることで症状を緩和することが
出来ますが大人の場合は任意接種で保険適用外となります。
20年ごとに予防接種を受ける事が奨められていて、
帯状疱疹の予防にも繋がります。
内科などで受けられますがワクチンの取扱いを
していない病院もあるので事前チェックするとよいでしょう。
費用はおおよそ1回\5,000~\9,000、
2回の摂取が必要となり、
1回目の予防接種から3ヶ月以上の間を開けて
2回目の摂取を行います。
また、水痘の予防接種を受けて3ヶ月は
妊娠してはいけないので結婚する前に
摂取を受けておくことをおすすめします。
副作用は個人差により出ることもありますが、
非常に少ないと言われています。
まれですが発熱や局所症状として腫れや発赤、
高熱が出て水疱が現れた場合には掻き潰さず、
速やかに受診しましょう。
かき潰すと痕が残りますのでご注意を。
水疱、大人は仕事が!出席停止は?
学生などでは学校保健法により出席停止になりますが、
職場の場合は会社によります。
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しかし大抵は出席停止になると言えます。
感染力も高くかかると大変なものなので、
もしも感染した場合は医師の指示にしたがい、
早めに会社へ報告します。
出勤に関しては症状が落ち着いてからとされますが、
おおよそ1週間とは言われてますが人により
症状の度合いは様々。
出勤可否は医師からの判断、外出も禁止となります。
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