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カメムシ対策に効果のある農薬は?散布時期?ナス、ピーマン、水稲での違い?

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農作物

カメムシは吸汁害虫と呼ばれ、
植物や農作物に被害を与えます。

種類によって、
稲を好むものや果実を好むもの、
豆や葉物類を好むものなどがいます。

豆類に集まる
「マルカメムシ」
「イチモンジカメムシ」
「ホソヘリカメムシ」

ナス科に集まる
「ホオズキカメムシ」
「アオクサカメムシ」
「クサギカメムシ」

このようにカメムシは多くの種類が存在します。

色や形に違いはありますが、
駆除方法はどの種類もほぼ同じです。

カメムシは発生前の薬剤による予防は必要ありませんが、
発生数が増加したら薬剤を使用することも効果的です。

農薬の散布は不安だという方もいるかも知れませんが、
作物の生育初期段階や収穫前の使用であれば、
決められた量と回数を守ることで、
人体への影響は殆どありません。

各JAのHPでも、
カメムシ対策の為の農薬使用方法などを紹介していますので、
参考にされてはいかがでしょうか。

カメムシの緑、茶、黒、赤色の種類!日本に生息する種類?

カメムシの活動時期はいつまで?産卵と孵化の時期・場所は!

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目次

ナス、ピーマンに使用できる、カメムシに効果のある農薬は?

カメムシは、
葉や茎、果肉などに見当たらなくても
植物や野菜の根元、土の中に潜んでいます

放置していれば、
葉の裏に卵を産み付けらることとなります。

また、
ピーマンやナスなどの畝に雑草をはやしていると、
雑草の根っこがカメムシの温床になる事があります。

集まったカメムシは作物へと移動します。

雑草はしっかりと抜いてください。

ナス科作物の、
ナスやピーマンに発生するカメムシは
ホオズキカメムシ、ミナミアオカメムシなどです。

成虫や幼虫が、
作物の茎や葉を吸汁することで被害にあいます

これらのカメムシ駆除に
効果があるといわれている農薬は、
アドマイヤー水和剤、トレボン乳剤、
スミチオン乳剤、マラソン乳剤などです。

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水稲、枝豆、果樹に使用できる、カメムシに効果のある農薬は?

水稲、枝豆、果樹、などの作物の
カメムシ被害に効果があるといわれているのが
マラソン乳剤、
スミチオン乳剤の有機リン系殺虫剤
です。

第3世代のネオニコチノイドとよばれているスタークルは、
水稲でのカメムシ被害に
確かな防除効果があるといわれています。

粒剤なので、隣接地に飛散するおそれもありません。

アカヒゲホソミドリカスミカメ、オオトゲシラホシカメムシ、
クモヘリカメムシなど水稲の斑点米カメムシ類のほか、
果樹カメムシ類に対しても、
高い殺虫効果と吸汁阻害効果があります。

水稲の場合、
規定量のスタークルを、
浸水状態の田面に均一に散布することで、
有効成分が水に溶け出して稲に吸収されます。

この稲をカメムシが吸汁することで、
カメムシが駆除されます。

三井化学株式会社社内試験データによると、
稲から採取した玄米には、
有効成分の残留はほぼなかったとのことです。

カメムシ対策の農薬散布の時期は?

果樹カメムシ類による被害を防ぐために、
農薬を散布する散布時期は、カメムシの飛来初期です。

飛来が長期に及ぶ場合や
農薬散布後にまとまった量の雨が降った場合は、
再度散布する必要があります。

稲のカメムシ被害を防ぐためには、
産卵前の成虫及び孵化後の幼虫がいる時期に農薬散布します。

農薬散布は、農薬の登録内容に十分注意して行なって下さい。

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