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カメムシには緑、茶、黒、赤色の種類も!日本に生息する種類は?

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カメムシ

カメムシといえば、
くさくて嫌な臭いを出す昆虫として有名ですが、
その種類は実に多く様々です。

食物から吸汁して農作物を荒らす種類や、
魚を食べる肉食の種類など、
食性も全く違ったものが存在します。

カメムシは種類によって、
どのような違いがあるのでしょうか。
今回はカメムシの種類を解説します!

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目次

カメムシの種類・日本に生息する数は?

カメムシは、
カメムシ目に属した昆虫の総称です。

この中には、
セミやアメンボ、タガメなども含まれています。

現在、
日本各地で生息が発見されているカメムシの種数は
1150種程度といわれており、
約20科に分類されています。

そして、
毎年新しい種類のカメムシが発見され続いているとのことです。

カメムシの多くの種類は、
植物に針状でストローのようになった
口吻(こうふん)を突き立てて吸汁します。

しかし、
サシガメ科、
マキバサシガメ科などに属するカメムシなどは、
ほかの昆虫などの体液を吸汁する肉食性となります。

カメムシの体形は、
円形や六角形、
細長いものなど実にさまざまな形をしています。

その大きさも、1mmから30mm程度と大きく違います。

カメムシの種類・緑、茶、黒、赤色も!

カメムシは実に多くの種類がありますが、
その体の色も様々です。

アオクサカメムシは、
全身が緑色をしています。

日本各地の植物について生息していますが、
特にマメ科などの作物の害虫として知られています。

クサギカメムシは体全体が褐色の茶色をしています。

このカメムシは、
非常に多くの種類の植物を吸汁します。

茎や葉から吸汁するだけではなく、
成虫は果実も好んで吸汁しますが、
幼虫は果実にはつきません。

マツ、イチイ、スギ、サクラ、キリなどを好み、
繁殖と幼虫の成長もここで行われるといわれています。

イネクロカメムシは
光沢のない黒色をしているのが特徴です。

主にイネやサトウキビなどの
イネ科の植物の茎葉を吸汁します。

他には体の一部分が赤くなった種類に、
セアカツノカメムシやセスジナガカメムシ、アカヘリナガカメムシ、
アカスジキンカメムシやオオキンカメムシなどがあります。

アカスジキンカメムシやオオキンカメムシは
キンカメムシ科に属しています。

この科には他に、
ナナホシキンカメムシやニシキキンカメムシなどがいますが、
キンカメムシ科は熱帯を中心に生息し、
日本でも数種存在します。

体の色に光沢があり鮮やかなので
「美しいカメムシ」と評されているそうです。

カメムシの種類・臭いが強い・弱いはあるの?

カメムシはくさい臭いを出すことで有名ですが、
すべての種が臭いを出すというわけではありません。

刺激をうけたり、
敵に襲われたり仲間を集めたりする場合、
腹部の中あしと後あしの間の一対の臭腺の穴から
臭いが放出されます。

そしてその臭いは種類により異なります。

強く臭う種や、
ほとんど臭わない種など様々なのです。

また世界には、
カメムシを食用としている国もあるそうで、
「青りんごのような香り」がするという感想もあるそうです。

カメムシの活動時期はいつからいつまで?産卵と孵化の時期や場所は!

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